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“NV28”に向けた準備か?GeForce4 Ti4600カードが3万3800円に!!

2002年07月06日 21時33分更新

文● 小磯

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\33,800

 6月上旬に3万円台という破格値で登場したバルク版のASUSTeK製GeForce4 Ti4600カード「AGP-V8460/TD」同社リテール版とは異なるNvidiaのリファレンスデザインを採用しつつ、当時でも圧倒的な安さを誇った同製品が、今度はさらに安価な3万3800円という価格でアキバに戻ってきた。販売を開始したのはOVERTOP。“3万円台前半で販売されるGeForce4 Ti4600カード”などというのはもちろん前例がなく、今回も最安値更新だ。それどころか、GeForce4 Ti4200の躍進で(予定どおり?)影の薄くなってきているGeForce4 Ti4400カードと同等の水準にまで売価が落ちてしまったことになる。



AGP-V8460/TD
リファレンスデザインを採用する「AGP-V8460/TD」。メモリクロックが標準では300MHzに落とされている可能性があるのは以前指摘したとおりだ

AGP 8xに対応する“NV28”登場の余波?

 突然の値下がりと言えるが、情報筋によると、Nvidiaは7月末にも現行のGeForce4 Ti/MXシリーズ上位モデルとなる“NV28/NV18”を発表する予定とのことで、これに向けた在庫整理、もしくは価格調整と捉えることも不可能ではないだろう。NV28/NV18はともにAGP 8xをサポートし、高クロック化され、またNV18はGeForce4 MXの抱える相性問題がクリアされていると噂される新チップ。コアを変えずに高速化してくるNvidiaお得意の“Ultra”製品と言えるものだ。以下あくまで推測でしかないが、NV28の登場にあわせTi4400が終了してその価格帯にTi4600が座り、NV28版の“Tixx00”が現在Ti4600が座る4万円~5万円といった価格帯でデビューするのかもしれない。

 実際にNV28/NV18が登場してみないことには何とも言えないところではあるものの、現在最速のコンシューマ向けビデオカードが3万円台前半まで下りてきたことは素直に歓迎すべき。GeForce4 Ti4200にあと1万円出せばTi4600が手に入るわけで、ボーナス時期ということもあり、こちらに切り替える人も少なくないだろう。ちなみに6日現在、OVERTOPの在庫は数十本程度とのこと。

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