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“冷戦シリーズ”の新型ファンは静音をうたう戦艦「長門」

2002年07月05日 23時49分更新

文● 編集部

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パッケージ

 旧帝国海軍の艦船や軍用機の名前を冠し、旭日旗をあしらった紅白のパッケージで注目を集めるセンチュリーのファン/クーラー製品シリーズ「冷戦」。その最新作として、戦艦「長門」の名を持つSocket A/370用クーラーが発売された。



長門

 第1弾として店頭に並んだ“大型戦艦”「金剛」「陸奥」は静音タイプのCPUクーラーだったが、同じく大型戦艦である長門も静音タイプ。陸奥は80(W)×61(D)×40(H)mmというサイズのヒートシンクに変換アダプタを介して8cm角ファンを搭載したのに対し、長門では80(W)×64(D)×40(H)mmと、若干大きめのヒートシンクを採用し、8cm角相当のファンをヒートシンクに直接取り付けることで、全高を低くして汎用性を高めているのが特徴だ。



8cm角相当ファン 20dB

 その8cm角相当ファンの実サイズは80(W)×70(D)×23(H)mm。回転数は陸奥よりも500rpm速い2500rpmで、かなりの風量を確保しながら、スペック上の騒音レベルが“同型艦”である陸奥と同じ20dBというのは開発者(命名者?)のこだわりかもしれない。



動作中 側面 Athlon XP 2100+対応
実際に聞いてみると、ボールベアリング独特の「ジー」という回転音が若干気になった。低音に敏感な人は耳障りに感じる可能性もあるファンのサイズは80×70mmで、ちょうどヒートシンクの四隅で取り付けられる。長門を名乗る以上は10cm以上、最大サイズの主砲(ファン)を搭載して欲しかった?!回転数上昇分、対応CPUはAthlon XP 2100+までと、陸奥の“1900+まで”よりも上昇

 価格はコムサテライト3号店で2970円、高速電脳で3480円。今回も、冷戦シリーズらしい安価さだ。

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