レンズカバーを開けてから撮影可能になるまで約1秒と動作は非常にクイックでレスポンスもよく、シンプルなメニューも分かりやすいので、初心者でも安心して利用できるだろう。撮影画像を見てみても、フォーカスのきっちり合った解像感のある絵はパンフォーカス機とはまったく異なるクオリティだ。
撮影サンプル1。最短撮影距離である10cmからピントが合い、マクロに切り換える必要もないので花のクローズアップも手軽に撮れる。元画像は1280×960ドット。 |
撮影サンプル2。階調表現もしっかりとしており、薄暗い室内に差し込む光の加減もきれいに表現されている。元画像は1280×960ドット。 |
撮影サンプル3。撮りたい被写体にピントを合わせて背景をぼかした表現ができるのもオートフォーカス機ならではだ。元画像は1280×960ドット。 |
撮影サンプル4。夜景モードでは必ずフラッシュが発光して人物などを照らすようになっているが、ビルや街の灯りも写り込むようにスローシャッターとなる。元画像は1280×960ドット。 |
価格はオープンプライスで、予想実売価格は2万5000円と手ごろだ。スナップ用途のコンパクトデジタルカメラは普段から携帯していなければ意味がない。その点ではコンパクトで取り出しやすく、取り出しですぐに撮影でき、しかも洗練されたスタイリッシュなデザインのDSC-U10は、いつも持ち歩いて街中の風景を気軽に撮りたい製品だ。
Cyber-shot U DSC-U10の主なスペック | |
製品名 | Cyber-shot U DSC-U10 |
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撮像素子 | 1/2.7インチ有効130万(総130万)画素CCD |
レンズ | f=5mm(35mmフィルムカメラ換算f=33mm)、F2.8 |
記録媒体 | メモリースティック(8MB付属) |
記録画素数 | 1280×960/640×480ドット |
液晶モニタ | 1インチフロントライト付き反射型LCD(約6.5万画素) |
動画記録 | 160×112ドット(最大15秒)、MPEG1形式 |
インターフェイス | USB |
電源 | 単4ニッケル水素充電池×2、USB給電 |
本体サイズ | 約84.5(W)×28.6(D)×39.8(H)mm |
重量 | 約87g(本体のみ)/約118g(装備重量) |
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