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セールスフォース・ドットコムとエクスパダイト、CRMとメールマーケティングで連携

2002年07月05日 20時10分更新

文● 編集部

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(株)セールスフォース・ドットコムとエクスパダイト(株)は5日、セールスフォース・ドットコムの統合型CRMオンラインサービス“salesforce.com”のCampaign Management機能と、エクスパダイトのASPによるメールマーケティングサービス“messageREACH”を連動させ、両社が販売するパートナー契約を締結したと発表した。これにより、ユーザーとなる企業が、キャンペーンの実施から顧客獲得までのマーケティングを効果的に行なえるようになるという。

サービスの連携の流れ
サービスの連携

両サービスの連携では、ユーザー企業が、CRMオンラインサービス“salesforce.com”のキャンペーン管理機能を利用してキャンペーンを企画立案し、期待されるレスポンス数、期待される収益などを計画、基本属性と、データベースにある過去の商談履歴やキャンペーン反応履歴などで絞り込んだターゲットリストを作成する。その宛て先データをもとに“messageREACH”が一斉にメールを配信し、エラーステータス、今後の受信拒否、電子メール内のURLのクリック履歴によるメールの開封確認、興味分野などの反応履歴を顧客ごとに記録。そのデータを“salesforce.com”に取り込み、キャンペーンに対する反応履歴として記録し、CRMに利用する。これによりキャンペーンの効果測定が容易に行なえるほか、トラッキング機能を利用して投資効果をリアルタイムで把握できるようになるという。

両社は、今回の提携により、初年度100社の導入を目指すとしている。

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