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オートデスク、建設土木/GIS向けCADを次期CADデータ交換仕様“SXFレベル4”に対応

2002年07月04日 00時00分更新

文● 編集部

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オートデスク(株)は4日、建設土木事業やGIS(地理情報システム)などのデータを一元管理するためのソフト『Autodesk Land Desktop 3』を、CADデータ交換の最新標準仕様である“SXFレベル4”の要求仕様に対応させると発表した。“SXF(Standard CAD data eXchange Format in japanese Construction field)”は、難易度や用途に応じて4レベルで標準化が進められているもので、レベル4は、国土交通省の電子納品仕様として2002年中の稼動開始が予定されているCADデータ交換の最新標準仕様。現時点でレベル2までが実用化されている。これは業界で初めてという。

なお、“レベル1”は、画面や紙上で、図面表示が正確に再現できること、“レベル2”は、2次元CADデータの要求を十分満たし、再利用時における使い勝手が確保されること、“レベル3”は、ISO規格のSTEP/AP202(CC2)で決めている製図機能を全て満たすこと、“レベル4”は、STEP/AP202の製図機能だけではなく、建設分野特有の情報も付け加え、図面データの高度利用ができること、と定められている。

同社では、SXFレベル4に対応することで、GIS分野においても本格的な3次元化の運用が加速すると期待しているという。

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