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ソニーマーケティング、B5ファイルサイズのデータ用液晶プロジェクター『VPL-CX5』と『VPL-CS5』を発売

2002年07月04日 01時02分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は2日、データ用の液晶プロジェクターの新製品として、B5ファイルサイズの『VPL-CX5』と『VPL-CS5』の2製品を8月1日に発売すると発表した。価格は『VPL-CX5』が55万円、『VPL-CS5』が35万円。

『VPL-CS5』
データプロジェクター『VPL-CS5』

『VPL-CX5』と『VPL-CS5』は、セットアップを自動で行なう“インテリジェントオートセットアップ機能”を搭載したのが特徴。電源を入れると自動的にレンズプロテクターが開き、電動チルトアジャスターが投影角度を前回使用したポジションまで自動調整するほか、投影角度を検出し、画像の歪みを自動補正する(オートキーストーン補正)。また、電源オンや入力ボタンに連動して、入力信号(ビデオ/RGB)を自動判別し、映像を投影する“オート入力サーチ”やドットのずれやゴーストを検出し、自動でサイズ/シフトを補正する“スマートAPA(Auto Pixel Alignment)”機能を搭載する。

搭載する液晶シャッターパネルは、『VPL-CX5』がマイクロレンズアレイを採用した0.7インチポリシリコンTFT(78万6432画素)×3枚でXGA(1024×768ドット)表示に対応し、『VPL-CS5』が0.7インチポリシリコンTFT(48万画素)×3枚でSVGA(800×600ドット)表示に対応する。レンズは1.2倍ズームレンズでマニュアルフォーカス。ランプは新開発の165W UHPランプを採用し、輝度は、VPL-CX5が2000ANSIルーメン、VPL-CS5が1800ANSIルーメン。投影サイズはともに40~150インチとなる。VPL-CX5は、メモリースティックスロットを装備しており、付属のアプリケーションソフト『PROJECTOR STATION』を利用すれば、プレゼンテーションソフト(PowerPoint)のファイルや、デジタルカメラで記録したJPEG画像、MPEG-1ムービーを投影することができる。USB端子も装備する。

入力はコンポジットビデオ、Sビデオ、RGB/コンポーネント(HD-Sub15ピン)。入力信号の対応周波数は、VPL-CX5が、RGBの場合、水平同期周波数が15k~92kHz、垂直同期周波数が48~92Hz、ビデオ(コンポジット、Sビデオ)では15kHz、50/60Hzで、VPL-CS5はRGBの水平同期周波数の上限が70kHzになる。電源はAC100Vで消費電力は最大240W。本体サイズは幅285×奥行き228×高さ68mm、重量は約2.7kg。リモートコマンダーとディスプレーケーブル、USBケーブル、キャリングバッグなどが付属する。

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