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Xabre 400搭載ビデオカードが拡充、あの大手ベンダ製品は展示開始

2002年07月03日 23時11分更新

文● 編集部

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 先週アキバに初登場となったSiSの最新GPU“Xabre 400”搭載ビデオカード。その第2弾となる2製品が今週になって店頭に並んだ。とは言っても、片方は先週1枚だけ発売され、あっという間に完売した製品、片方は先週店頭に並んだ製品のOEM元による純正品で、どことなく既視感がある。実売価格はともに1万2000円台~1万4000円台で、“GeForce4 MX460対抗”としては今回も安価だ。

パッケージ

 先週1枚だけ先行発売され、複数ショップにまとまった数が入荷するのは今回がはじめてとなるのはPowerColor製品「Evil Xabre XP400」。カードのレイアウトは先週登場した玄人志向製品と同じで、インターフェイスがD-Sub15ピン/ビデオ出力/DVIとなっている点も変わらないが、搭載する64MBのVRAMは、3.6nsに対して3.5ns品と、若干高速化している。



Evil Xabre XP400 インターフェイス 3.5ns
「Evil Xabre XP400」。銀色ではないことと、VRAMチップが3.5ns品である以外、先に登場した玄人志向製品と取り立てて変わった部分はない
パッケージ

 玄人志向のOEM元であるTriplexからは、玄人志向製品とまったく同じ仕様の「Triplex Millenium Silver Xabre Pro」が登場。違いは、麒麟のイラストが描かれた三角柱状の個性的なパッケージのみとなっている。VRAM容量は64MBで、発売前に店頭展示されたVRAM 128MBモデルと仕様が異なるが、これは代理店が異なるため。VRAM 128MB版の登場にはもう少し時間がかかりそうだ。



仕様 速度比較グラフ
パッケージに記載される仕様はOEM先の玄人志向製品とまったく同じパッケージ裏面にはGeForce4 MXシリーズとの比較があり、MX460より高速だとされている

ASKセレクトからはGigabyte製カードが登場予定

GV-SP64D-H

 なお、3日からT-ZONE.AKIBA PLACEではASKセレクト扱いのXabre 400カードを展示開始。価格未定ながら近日発売予定となっている赤いカードを見てみると、Gigabyteのコーポレートロゴや“GV-SP64D-H”という型番が読みとれ、どうやらGigabyte製ビデオカードと見て間違いないだろう。インターフェイスはD-Sub15ピン/ビデオ出力/DVIで、VRAM容量は64MBと、外観から判断できる特徴はこれまで登場した製品と大きくは変わっていない。



コーポレートロゴ 型番
カード上に見えるコーポレートロゴと型番。ちなみにVRAMチップは4ns品
価格ショップ
PowerColor「Evil Xabre XP400」
\12,980コムサテライト2号店
\13,599TSUKUMO eX.
\13,780コムサテライト3号店
\13,800高速電脳
T-ZONE.AKIBA PLACE
T-ZONE.PC DIY SHOP
\14,480クレバリー1号店
Triplex「Triplex Millenium Silver Xabre Pro」
\12,500コムサテライト3号店
\12,400コムサテライト2号店
\13,800若松通商エルプラザ
若松通商LAN/PLAZA
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