NECインフロンティア(株)は2日、2001年10月に発表した業務用ウェブ端末“Touch@i(タッチアイ)”に、ファイルアップデートなどのメンテナンス機能を標準装備した上位モデルを追加し、10日に販売を開始すると発表した。価格はオープン。
“Touch@i(タッチアイ)” |
上位モデルは、ウェブブラウザーによるアプリケーションの利用に重点を置いた標準モデルと異なり、汎用/専用のアプリケーションを利用する業務システムでの利用に重点を置いたのが特徴。標準モデルをベースに、内蔵のシリコンディスクを2倍の512MBに増やし、ユーザーエリアが従来の約40MBから約180MBに拡大したことで、インターネット/イントラネット経由でのソフトウェアのバージョンアップや導入後のメンテナンス性を向上させたという。
併せて、新機能に対応した業種ソリューションパッケージソフトとしては、フランチャイズチェーン店舗の経営を支援するためのNECソフト(株)の『FC(フランチャイズチェーン)管理支援システム』や、タッチパネルにサインやマークを書き込めば個人認証が行なえるセキュリティーソフト『iSecSignature(アイセックシグネチャ)』なども提供するとしている。