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パイオニアとTDK、“Blu-ray Disc”と高い互換性を持つ追記型ディスクを開発

2002年07月02日 18時00分更新

文● 編集部

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パイオニア(株)とティーディーケイ(株)は2日、従来の書き換え型ディスクとは異なる新組成の金属材料を記録層に使用した“Blu-ray Disc”と互換性の高い追記型ディスクを開発したと発表した。

ディスクの構造
追記型ディスクの構造

開発したディスクは、データ転送レートが36Mbps/72Mbpsの2倍速対応で、記録容量は25GB。波長が405nmの青紫色レーザーを利用する。記録面密度は16.8または18.0Gbit/インチ2。記録パワーは、4.5~6.0mW。ディスクの厚さは1.2mm(光透過保護層厚0.1mm)となっている。両社のディスクの記録膜に関する設計/評価の情報を共有することで、2倍速記録が可能な追記型ディスクを開発したという。

なお、“Blu-ray Disc”規格では現在、追記型ディスクの規格が制定されていないため、開発した追記型ディスクを“Blu-ray Disc”のファミリー規格として提案するとしている。

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