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32bit“RIMM4200”バンドルのi850Eマザー「P4T533」動作デモ開始!!

2002年06月28日 23時37分更新

文● 小磯

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 PC1066 RDRAMをうたいながらも型番シールには“RIMM3200”と書かれた32bit RIMMが流通する騒ぎの直後に、32bit版PC1066 RDRAMモジュールをバンドルする予定になっているASUSTeK製マザーボード「P4T533」のデモ機がアキバに登場。“本物”の32bit版PC1066 RDRAMモジュールを差し、29日からOVERTOP店頭で動作デモが行われることになった。

P4T533
「P4T533」。32bit RIMMスロットを2本用意する

 P4T533は、発表前から“P4T533-E”や“P4T533+A”と呼ばれていた“i850E”チップセット搭載マザーボード。16bit RIMM対応モデルである現行製品「P4T533-C」の上位モデルにあたり、FSB 133MHz(Quad Pumped 533MHz)版Pentium 4のシステムバス帯域幅である4.2GB/秒と同じメモリ帯域を持つ“RIMM4200”こと32bit RIMM版PC1066 RDRAMのサポートをうたうことでかねてよりパフォーマンス重視のユーザーから注目を集めている製品だ。

 OVERTOPではそんなP4T533に、製品版がバンドルする予定の倍となる512MBの容量を持つ32bit PC1066モジュールを差し、Pentium 4-2.26GHz、ASUSTeK製のGeForce4 Ti4600カードといった構成でベンチマークテストを行う予定。かつ26日から展示の始まっている“組み立て式アクリルケース”で動作デモ展示するとしている。メモリの歩留まりのためか、発売までにはまだしばらく時間がかかるようだだが、「同じくPC1066をサポートするP4T533-Cに比べてもかなりもパフォーマンスを出す」とASUSTeKが胸を張る、コンシューマ製品で最強のシステムとなる可能性を多分に秘めたマザーボードのパワーが気になる人は、週末のOVERTOP店頭を要チェック。



デモ中 駆動中 ポップ
予約受付のはじまった“組み立て式アクリルケース”「OAKS」でデモ中の「P4T533」駆動するようす。RIMM4200モジュールのほか、C-RIMMも差さっているメモリパフォーマンスの向上を伝えるポップ
本物のRIMM4200 “MD18R162GAF0-CN9” 対応メモリ一覧
32bit PC1066 RDRAMモジュール“本物版”。両面実装512MB品だ型番は“MD18R162GAF0-CN9”。ECC対応マニュアルには動作確認済みメモリモジュールの一覧が掲載されている
設定項目 パッケージ P4T533/R
メモリ設定はCPUに対して3x/4xのみ。FSBは100~200MHz(1MHz刻み)、AGPは67~105MHzを15段階、VCoreはNorthwoodの場合1.500~1.700Vの範囲を0.025V刻みで設定できるパッケージ。RIMM4200/32bit RIMM対応がうたわれているPromise製のIDE RAIDコントローラを搭載することで、正式な型番は「P4T533/R」となっている。なおデモはTSUKUMO eX.でも実施中
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