コンパクトなキューブ型でありながらAGPスロットを持つことで話題を呼んでいる“おかもちベアボーン”こと恵安の「KCF-S868」。そのAthlonファミリ対応バージョン「KCF-S768」が登場した。
恵安のウェブサイトによればシルバーの「KCF-S768」とブラックの「KCF-S768BK」の2種類があることになっているが、今回発売されたのはシルバーのみ。前面ポートの位置と種類を除けば、外観はPentium 4バージョンと大きく変わるところはない。
以前より展示されていたものから仕様の変更はないようで、マザーボードはCFI製の「CFI-S76」。対応CPUはAthlon XP 2100+までとされている。拡張スロットはPCI×1、DIMM×2となっており、「おかもちベアボーン」最大のウリだったAGPスロットは残念ながら省かれている。しかしSビデオ出力、コンポジットビデオ出力、イーサネット機能、IEEE1394×3(背面2、前面1)ポートを備えるなど機能は豊富だ。価格はコムサテライト2号店と3号店で4万6800円、高速電脳で4万9800円。このほかコムサテライト1号店でも29日入荷するという。
オンボード機能のためのチップがぎっしりと並ぶ | 左方に4cm角の冷却ファンが2個見える | 背面。インターフェイスの並びはかなり特殊 |