インフォテリア(株)は25日、社内外のビジネスネットワークのさまざまなレベルのデータ連携を行なうためのBtoBプラットフォーム構築ソフトの新バージョン『ASTERIA R2(アステリア アールツー)』の出荷を同日付けで開始したと発表した。価格は1CPUあたり400万円から。
『ASTERIA R2』は、企業間のデータ交換によるコラボレーションや、企業内/事業所間のさまざまなシステムやアプリケーション間のインターフェースを自動生成できるソフト。異なるデータやプロトコルが混在する環境でデータ変換やプロトコル統合などのデータ連携が可能な“マルチチャネル・アーキテクチャ”を採用しており、“Webサービス”や“EAI(Enterprise Application Integration)”にも利用できるのが特徴。ビジネスフローを実行するフローエンジンをコアとする実行サーバー“ASTERIA Server”と、ビジネスフローを設計するGUIベースの設計ツール“ASTERIA Designer”で構成される。ASTERIA ServerはJavaで開発され、Windowsや各種UNIX上で稼動する。ASTERIA Designerの対応OSは、Windows 98/2000/XP。
ASTERIA R2の発売に伴い、パートナー支援プログラムとして、営業支援、技術支援、試用版の無償提供、技術者による営業同行などを実施する“ASTERIA R2ソリューションパートナー・プログラム”を開始し、システム導入を推進していくとしている。なお、すでに大手企業7社が採用を決めているという。