このページの本文へ

100機種の起動時間を調べる。

日本のパソコン検証プロジェクト

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

測定 | Measurement
全112台のパソコンの起動時間を調べる。

 100機種以上もあるパソコンの起動時間を調べる作業は,とても一編集部で対応しきれるものではない。そこで今回,この連載企画をたち上げるにあたって,ベリサーブ内に共同テストルームを設置し,起動時間の測定に協力していただいた。

 ベリサーブは普段からパソコンを使ったさまざまな検証作業を業務として行なっており,こうした作業のノウハウが蓄積されている。さらに周辺機器やソフトウェアの検証用として数多くのパソコンを保有している。編集部で用意した各メーカーの春の新製品(10数台)を加えて,Windows 98/98SE以降の全112機種で起動時間の測定を行なうことができた。このうちデスクトップPCは50台でノートPCは62台である。OSの内訳はWindows Me搭載パソコンが37台ともっとも多く,次いでWindows XP Home Editionが27台,Windows 2000が24台,Windows 98SEが13台である。台数は少ないが8台のWindows XP Professional,3台のWindows 98も含まれている。

マシン種別

  • デスクトップPC……50台
  • ノートPC……62台

搭載OS

  • Windows XP Home Edition……27台
  • Windows XP Professional……8台
  • Windows 2000……24台
  • Windows Me……37台
  • Windows 98SE……13台
  • Windows 98……3台

 まず,起動時間を測定するときの問題点は,どの瞬間を起動したかと見なすかである。測定開始は電源ボタンを押したときで問題ないが,どこで計測を止めるかが難しい。インストールされているのがOSだけなら,デスクトップが表示された時点までを起動時間とすることもできるが,いろいろなアプリケーションが組み込まれていると,どこまでを起動時間とするかがはっきりしない。OSやアプリケーションの状態によらない方法で測定することが重要である。

 そこで今回は,スタートアップにマイドキュメントフォルダのショートカットを置く方法を採用した。こうしておけばデスクトップが表示されたときにマイドキュメントのフォルダが自動的に開き,この瞬間を測定点とすることで,どのマシンでも同じ手順で起動時間が計測できるからだ。またOSがWindows 98でもXPでも同じように計測できるのも公平性を期する上でメリットとなる。

 さらに起動の途中でWindowsのロゴが表示されたときの時間も測定している。パソコンの起動プロセスはBIOS部分とOS部分とに分けられるが,その一番わかりやすい区切りがWindowsのロゴだからだ。こうすることでBIOS部分の大まかな起動時間も測定できることになる。

[測定開始]測定開始は電源ボタンを押した瞬間から。[測定1]測定開始からこの画面が表示されるまでが測定1の時間。[測定2]測定開始からマイドキュメントが開くまでが測定2の時間。
起動時間の測定手順

テストマシンのスペックと測定結果(その1)
テストマシンのスペックと測定結果(その2)

カテゴリートップへ

最新記事
最新記事

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ