バイオノートVXは、14.1インチ液晶を採用しながら薄型/軽量化を図ったモバイルノートパソコンシリーズ。今回発表された『PCG-VX9/P』は、OSにWindows XP Professionalを採用したモデルとなっている。
バイオノートVX『PCG-VX9/P』 |
CPUに拡張版インテルSpeedStepテクノロジー搭載低電圧版モバイルインテルPentium III-M-850MHzを採用し、256MBのメモリー(SDRAM)と40GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載する。チップセットはIntel 815EMチップセットで、グラフィックスアクセラレーターを内蔵。ビデオメモリーは最大11MBでメインメモリーと共有。14.1インチXGA対応TFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備する。
外部接続端子は、USB×2、i.LINK(S400)、ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T)、外部ディスプレー出力、ステレオヘッドホン出力、マイク入力、モデム用モジュラージャック、バイオ関連製品専用DC OUT。また、本体に2.4GHzワイヤレスLAN(IEEE 802.11/802.11b準拠、Wi-Fi適合、最大通信速度11Mbps、通信見通し距離最長100m)を内蔵する。
PCカードスロットはTypeII×1(CardBus対応)で、マジックゲート対応メモリースティックスロットも装備する。内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)。ポインティングデバイスはインテリジェントタッチパッドとバックボタン付きセンタージョグ。
バッテリーはリチウムイオンバッテリーで、バッテリー駆動時間は、バッテリーパック(L)使用時で3.5時間、バッテリーパック(LLL)使用時で8.5時間となっている。本体サイズは幅312.8×奥行き261.5×高さ33.1mm、重量は2kg。付属アプリケーションは春モデルと同等。なお、Office XPは同梱していない。
29日発売で、価格はオープンプライス。編集部による予想小売価格は21万円前後。