東日本電信電話(株)は13日、フレッツ・ADSLとBフレッツのユーザーを対象に、ユーザー相互で音声/映像/データなどを利用した通信を利用できる映像コミュニケーションサービス“フレッツ・コネクト”を8月1日から本格的に提供すると発表した。同日付けで総務大臣に届け出を行なった。“フレッツ・コネクト”は、2001年10月から試験サービスを開始しており、品質などの評価が得られたことから本格サービスに移行するとしている。
サービスの概要 |
“フレッツ・コネクト”では、“コネクトID”と呼ばれる番号を利用して、フレッツ・ADSL/Bフレッツのユーザー同士が直接、映像/音声/データなどを利用して通信できるのが特徴。同社が提供する通信用ソフトを利用することで、映像/音声通信、ファイル転送、チャット、アドレス帳、着信拒否、着信限定、リダイヤルなどの機能を利用できる。試験サービスから追加される機能は、通信ソフトから利用方法などを掲載したページに1クリックで移動したり、フレッツ・コネクトを利用中にフレッツ・スクウェアのコンテンツやサービスを利用したりできる“フレッツ・スクウェア閲覧機能”、特定の通信先の着信だけを許可する機能など。
対応する回線は、フレッツ・ADSL(1.5M/8Mタイプ)、Bフレッツ(ビジネス/ベーシック/ファミリー/ニューファミリー/マンションタイプ)。料金は定額制で、月額利用料金が1契約ごとに480円。工事費は1工事ごとに2000円(試験サービスから継続する場合は無料)。サービスの提供地域は、東京都内(町田市と稲城市の一部を除く)で、順次拡大の予定。8月1日に申し込みの受け付けとサービスを開始する。