マイクロソフト(株)は12日、同社が運営するインターネット総合情報サイト“MSN”で、サッカーを題材とした短編映画『Offside』の無償提供を開始した。
都内で行なわれた『Offside』の試写会にゲストとして登場した乙葉さん |
『Offside』は、第一次大戦中のイギリス軍対ドイツ軍の間で実際に起こった出来事を元に、サッカーと友情をテーマにした短編映画作品(13分)で、短編映画祭“Short Short Film Festival 2002”において、“ショートショートアワード”を受賞している。
同社は、MSNにおいて、世界のさまざまなサッカー映画を紹介する期間限定特別サイト“Windows XP Presents Broadband Movie Theater 史上最強のサッカー映画大特集”を展開しているが、このサイト内で『Offside』をブロードバンドコンテンツとして無償でストリーミング配信を行なう。期間は7月31日まで。
配信帯域は、CATV/ADSL向けが750kbpsと2Mbps、光ファイバー向けが8Mbps。配信フォーマットはWindows Media ビデオ形式(640×480ドット/毎秒30フレーム)。また、ナローバンドユーザー向けにフル映像データをダウンロードして楽しむことも可能で、ファイル容量は750kbpsの場合65MB、2Mbpsの場合186MB、8Mbpsの場合514MB。
映像コンテンツの閲覧にはWindows Media Playerが必要で、推奨するOSはWindows XP。今回配信する映像コンテンツはDVD並みの高画質であるため容量が大きく、Windows 98/MeなどWindows XP以外のOSでは処理パワーが足りずコマ落ちしてしまう可能性があるという。同社は、ハイクオリティーの映像を楽しんでもらうため、Windows XPを搭載したパソコンでの閲覧を薦めている。
タブレットPCの発表会に続いて、試写会でも挨拶を行なったマイクロソフト製品マーケティング本部Windows製品部部長の御代茂樹氏。「われわれが先陣を切ってハイクオリティーな映像コンテンツを配信する。新しいeXPerienceを体感してほしい」 |
同社は12日、報道関係者向けに『Offside』の試写会を開催、ゲストに乙葉さんを招いてトークセッションも行なった。乙葉さんは『Offside』の試写を観て、「映画館で観るような素晴らしい映像でした」とコメント。また、すでにWindows XP搭載パソコンを持っているということで、「映画は大好きなのですが、なかなか観る時間がなくて。パソコンで好きな映画や音楽を楽しめたらいいですね。普段からパソコンでよくDVDを観ているのですが、映画も鑑賞できたらうれしいです。パソコンがますます楽しくなりそうですね」と語った。
トークセッションで、Windows XPチームとMSNが、有名人とのインターネットTV電話イベントなどさまざまな企画を打ち出していると聞いた乙葉さん、「ワールドカップで活躍している選手とTV電話で話せる企画なんかどうですか?」。いいかも |