オープンソース/フリーソフトウェア開発の歴史を、ハッカーへのインタビューから描き出した『ソースコードの反逆 -Linux開発者の軌跡とオープンソース革命-』(Glyn Moody著、小山裕司監訳、ISBN4-7561-4100-5、定価2400円+税)が6月6日発売された。
『ソースコードの反逆 -Linux開発者の軌跡とオープンソース革命-』 |
原題は“REBEL CODE”。初版は2000年終わりに出版されているが、本書は2001年のオープンソース企業動向を反映し、「終章」を加えた第2版の翻訳。Linux以前のソフトウェア開発の歴史から、オープンソースコミュニティと企業の関わりまでを網羅している。
Eric Raymond氏が原作に寄せた言葉。 |
- タイトル
- 『ソースコードの反逆 -Linux開発者の軌跡とオープンソース革命-』
- 原題
- REBEL CODE
- 著者
- Glyn Moody
- 翻訳
- 小山裕司 監訳/宮崎裕子、真藤由香翻訳
- 定価
- 2400円+税
- 目次
- 第2版の出版にあたって
- 謝辞
- 始めに
- 1 最高にかっこいい年
- 2 新しいGNU
- 3 ちょっとした反逆
- 4 因数X
- 5 改良の積み重ね
- 6 たくさんの配布パッケージ
- 7 Linus 2.0
- 8 UCBから学んだこと
- 9 コードの芸術
- 10 シリコンバレーの実情
- 11 mozilla.party
- 12 普及への足がかり
- 13 配布パッケージとIPO
- 14 オープンソースと商売の関係
- 15 KDE vs. GNOME
- 16 ベンチマークという嘘
- 17 明日の中心地
- 18 マーケットを越えて
- 終章
- 索引
- 監訳者後書き
なお、「Linux magazine」7月号でも、本書の一部(「16 ベンチマークという嘘」から一部を掲載)を読むことができる。