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アライドテレシス、15MbpsのEthernet over VDSL製品を発売――独インフィニオンの10BaseSチップを搭載

2002年06月12日 02時16分更新

文● 編集部

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アライドテレシス(株)は11日、マンションやホテル、寮、テナントビルなどの集合型建造物の既設電話回線を利用して、最高15Mbpsの高速ネットワーク環境を構築する“VDSL(Very high bit rate Digital Subscribers Line)”製品群の販売を7月中旬に開始すると発表した。ラインアップは、VDSLコンセントレーター『CentreCOM VS812TX』、VDSLコンバーター『CentreCOM VS503EX』、スプリッター『AT-VSPL-04』の3製品。価格は、VS812TXが24万円、VS503EXが2万8000円、AT-VSPL-04が8800円。

新製品は、独インフィニオンテクノロジーズ社の“10BaseS(※1)”チップを採用し、既存の電話線で双方向15Mbps/0.6km(理論値)の通信に対応する。10BaseSは、EthernetとMACレイヤーで完全互換のため、コンバーター(ブリッジ)経由でEthernetと接続できるほか、高周波帯域を利用ことから音声やISDNと同時に利用できるのが特徴。

※1 10BaseSはドイツのインフィニオンテクノロジーズ社がVDSLをベースに開発したもの。“10BaseS”は同社の登録商標。なおインフィニオンテクノロジーズはドイツのシーメンス社の半導体事業部門が独立して設立した企業。

『CentreCOM VS812TX』『CentreCOM VS812TX』

『CentreCOM VS812TX』は、レイヤー2スイッチの機能を内蔵しており、マルチプルVLAやVLAN Taggingをサポートするほか、宅内に設置するコンバーターの状態監視や速度制御(1~15Mbps)、ポート単位のON/OFFなどの一元管理が可能。SNMP、Telnet、TFTPをサポートする。インターフェースは、VDSL×8ポート、10/100BASE-TX×4ポートを装備する。MACアドレスは8kまで。本体は1Uサイズでファンを内蔵し、幅305×奥行き240×高さ44mm、重量は2.4kg。電源はAC100~240V。消費電力は最大41W。

『CentreCOM VS503EX』『CentreCOM VS503EX』

『CentreCOM VS503EX』は、VDSL×1ポート、TEL(POTS)×1ポート、10/100BASE-TX×1ポートを装備したVDSLコンバーター。スプリッターを内蔵する。本体サイズは幅165×奥行き59×高さ23mm、重量は190g。ファンは搭載しておらず、電源はDCで、ACアダプターが付属する。

『AT-VSPL-04』は、VDSLコンセントレーターをMDF(端子盤)に接続する場合にVDSL信号が一次側(電話回線)に回り込まないようにするスプリッター。VDSL×4ポートに対応し、フィルターを内蔵する。電源は不要で、本体サイズは幅48×奥行き91×高さ34mm。

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