インテル(株)は11日、パソコンの遠隔操作を可能にするヘルプデスクソリューションとして『Intel Instant Support Suite』を発表した。同製品は、インテルの統合クライアントパソコン管理ツール『Intel LANDesk Management Suite』の管理技術をベースにしたもの。7月10日に出荷を開始する。
クライアントパソコンがサポートを必要とする場合、管理用エージェントソフト(300KB以下)をダウンロードし、サポート終了後は自動的にエージェントソフトが削除されるのが特徴。これにより、遠隔地からクライアントパソコンの問題を解決でき、リモートコントロール、ファイル転送、リブート、チャット、リアルタイムでのシステム情報の配布などの機能や、ツールを利用でき、サポート効率を向上できるという。コンソールとクライアントの対応OSは、Windows 95 OSR2/98/Me/NT 4.0/2000/XP。ホストサーバーの対応OSは、Windows XP/2000/NT 4.0。
価格は、1コンソールあたりのライセンス価格で、1コンソール版が112万円、10コンソール版が95万2000円、25コンソール版が81万円、50コンソール版が69万円、100コンソール版が58万5000円、 250コンソール版が49万7000円、500コンソール版が42万3000円、1000コンソール版が35万9000円。同社のウェブサイトでは30日間限定の無料体験版をダウンロードで提供している。