東日本電信電話(株)は10日、“フレッツ・グループアクセス”の提供エリアを拡大すると発表した。“フレッツ・グループアクセス”は、フレッツ・ISDN、フレッツ・ADSL、Bフレッツなどのアクセスサービス“フレッツ・シリーズ”のユーザーがプライベートグループを構築することにより、グループ内で通信できるようにする“CUG(Closed Users Group)”サービス。3月にサービスの提供を開始しており、今回のエリア拡大により、同社の管内のすべてのフレッツ・シリーズ提供エリアで利用できるようになる。
サービスの利用イメージ |
11日にサービスの提供と申し込み受付を開始するのは、神奈川県(東京都町田市および稲城市の一部を含む)、千葉県、埼玉県、宮城県、北海道のフレッツ・シリーズ提供エリアで、25日には、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、長野県、新潟県、福島県、岩手県、青森県、山形県、秋田県のフレッツ・シリーズ提供エリアまで拡大する。受付はフレッツ・シリーズのユーザー専用サイト”フレッツ・スクウェア”で行なう(通常のインターネット経由では行なえない)。
サービス提供プランは、IPアドレスの設定などをカスタマイズできる企業向けの高機能版の“フレッツ・グループアクセス プロ”と、IPアドレスの設定などを行なわなくても利用できるSOHO向けなどの簡易/廉価版の“フレッツ・グループアクセス ライト”の2種類を用意する。料金は、プロが1契約ごとに月額4500円(最大30契約)、ライトが1契約ごとに月額700円(最大10契約)。