エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)は10日、中・小規模のISP事業者などを対象に、インターネットバックボーンと、フレッツ・ADSL網、Bフレッツ網に接続するOCNネットワーク、ダイヤルアップネットワークをレンタルするサービス“OCNバーチャルコネクトサービス”を13日から提供すると発表した。ISP事業者は、独自ブランドを保持したまま、ブロードバンドインターネット接続サービスをエンドユーザーに提供することが可能となる。
“OCNバーチャルコネクトサービス”のイメージ |
“OCNバーチャルコネクトサービス”は、従来メニューの“ダイヤルアップ”に、フレッツ・ADSLやBフレッツに対応したメニューを追加し、同サービス名での提供を開始するサービス。追加されたメニューは、フレッツ・ADSL、Bフレッツ(マンション、ファミリー、ニューファミリー/ファミリー100)、Bフレッツ(ベーシック)。これらのメニューの課金体系は、利用ID数に応じたボリューム価格設定となる。今後、“フレッツ・ISDN”や各事業者のモバイルに対応したメニューの提供も予定している。なおサービスの詳細は、問い合わせとなる。
併せて同社は、 5GHz帯(5.030~5.091GHz、IEEE802.11a方式)の屋外無線LANの実験局の免許申請を総務省に対して行なったと発表した。