Webサーバ機能を持つネットワーク接続のウェブカメラ「KV-HCM」シリーズを販売しているPanasonic。以前シリーズ廉価版の「KX-HCM2」を紹介しているが、今度は屋外への設置を想定したモデルが登場した。有線型の「KV-HCM130」、それにIEEE802.11b(11Mbps)無線機能を搭載した「KV-HCM170」の2機種だ。
雨風にさらされる屋外用ということで防水仕様となっており、デザインはカメラ可動式のスタンダードモデル「KV-HCM1」と共通している(ただし本体色はシルバーとなった)が、カメラ部分を守る透明のカバーが追加されているのが大きな違い。このほか本体背面のインターフェイス部分を守るカバー、本体全体を被う日差しなどデリケートな機器を守る工夫が施されている。
そして新たにネットワーク上のPCのほか携帯電話からもモニタリングが可能となっているのが特徴。対応携帯電話はウェブブラウザを搭載しJPEGに対応している機種ということで、対応状況はPanasonicのウェブサイトに掲載されている。そのほかの機能は「KX-HCM2」と変わらず、カメラに直接ドメイン名をを付けられるダイナミックDNSサービス「みえますネット」にも対応している。
カメラ部分の画角は左右45度/上下33度で、パン角度は+60度~-60度、ティルト角度は0度~-45度。無線モデルKV-HCM170の通信可能距離は屋内120m、屋外600m。価格は高速電脳でKV-HCM130が5万9800円、KV-HCM170が8万8500円。
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