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K7S5A

K7S5A

2002年07月12日 00時10分更新

文● 那須 涼介

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K7S5A

ECS/日本エリートグループ(株)

オープンプライス
実売価格1万1000円前後

DDR SDRAM対応のSocket A用チップセットとして、颯爽と登場した「SiS735」。そのチップセットを搭載した第1弾マザーボードが、今回紹介する「K7S5A」だ。日本エリートグループ(ECS)製マザーボードなので、当然例のニックネームもある。今回は「サムライの誘惑」だ。

値段に! 機能に! 「誘惑」がいっぱい

K7S5A
写真1 1チップ構成ゆえ、普通のマザーではSouthBridgeが配置されていそうな場所にIDEやFDDのコネクタが用意されている。オーバークロック要素などは無いが、とにかく格安なのがうれしい。
 SiSのチップセットというと、これまで自作ユーザーにはさほど強く意識されていなかったはずだ。ビデオ統合型で、自由にビデオカードを選べない製品が多かったため、どちらかというとメーカー製PCでの採用が目立った。
 しかし、ついにそれを覆す自作ユーザー向けの製品が現れた。DDR SDRAMにも対応するSocketA用チップセット「SiS735」がそれで、このSiS735搭載のマザーボード第一弾として秋葉原などに登場したのがECS「K7S5A」だ(写真1)。ECS製マザーらしく、「サムライの誘惑」なる、ちょっと変わったニックネームも付けられている。



SiS735
写真2 NorthとSouthの両Bridgeの機能が「MuTIOL」(Multi-Threaded I/O Link)と呼ばれる独自技術で接続され、1チップ化された「SiS735」。
 マザーボードを見ていくと、SiS製チップセットらしく、NorthとSouthの両Bridgeが統合され1チップ構成となっているのが、まず目に付く(写真2)。このチップに統合されている機能も豊富。従来のSiS730までは持っていたVGA機能こそ省かれたものの、LANとサウンドがチップセット内蔵の機能で実現されている(写真3)。
 また、対応するCPUはFSB200/266MHzのAthlon/Duron。メモリはDDR SDRAMとSDRAMの両方に対応し、DIMMソケットが2本ずつ用意されている。異種のメモリを混在して利用することはできないものの、今は手持ちのSDRAMを使い、後からDDR SDRAMにグレードアップする、といった余地も残されているのはうれしい限り。なお、FSBクロックとメモリクロックは非同期動作ができ、FSB 266MHzのAthlonとPC133/PC2100のSDRAM/DDR SDRAMとの組み合わせも可能だ(その反対は不可)。



K7S5A
写真3 USBポートの上部に、LANコネクタがあるのが特徴的。もちろん10BASE-T/100BASE-TXに対応する。また、専用バックパネルも付属する。
 このマザーボードについてはスペック以上に驚いてもらいたいことがひとつある。それは価格だ。DDR SDRAMに対応する最新のスペックを持ちながら、価格は何と1万円強なのだ。SocketA&DDR SDRAM対応のチップセットは「Apollo KT266」や「AMD-760」などがあるが、これらを搭載したマザーは1万円台後半から2万円という製品が多いことを考えると、はっきり言って無茶苦茶安い。そんなわけで、ショップの店頭などでも大人気のこのマザー、Athlon/Duronを利用した格安の自作を考えているユーザーなら絶対見逃せない一枚だろう。


K7S5Aの主なスペック
製品名 K7S5A
チップセット SiS735(SiS)
メモリソケット DDR DIMM×2、DIMM×2
拡張スロット AGP×1、PCI×5、AMR×1
FSBクロック 100、133MHz
CPUコア電圧 自動
CPU倍率 自動
BIOS AMI
ボードサイズ 304×244mm

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