Seagateの「Cheetah X15-36LP」に続くUltra320 SCSI対応HDD、Maxtorの「Atlas 10K III-320」のサンプル版がUSER'S SIDE本店に入荷した。
あくまでサンプル版であるので今後製品版がどういった形で姿を見せるのかはまだ判らないが、少なくとも外観は昨年9月に登場したUltra160 SCSI版と特に変わったところは見られず、買収前のQuantumのままだったラベルがさすがにMaxtorのロゴが入ったものになっているくらいだ。
Maxtorのウェブサイトのデータシートによれば、スペックは回転数10,000rpm、キャッシュ8MB、平均シークタイム4.5ms、最大内部転送レートは622Mbit/秒とUltra160 SCSI版と同じ。どうやらドライブ本体は従来製品と変わらずインターフェイスのみ上位規格に対応という、IDE HDDでよく見られるケースと同じパターンの変更と思われる。
取材時点ではまだOSインストール中。6日には稼動しているはずだ |
USER'S SIDE本店に入荷したサンプルは2個で、いずれも68pin。発売日・価格ともに未定だが、店頭でデモを行っているので興味がおありの方は足を運んでみてはいかがだろうか。
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