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NASAと米IBM、2003年の火星探査プロジェクトで協業

2002年06月04日 22時34分更新

文● 編集部

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米国航空宇宙局と米IBM社は現地時間の3日、2003年に計画されている火星探査ローバー(無人探査車:Mars Exploration Rovers)プロジェクトで、“テレロボティック・データ解析”の研究チームの支援で協業すると発表した。

これに基づき、NASAは研究チームのメンバーがネットワーク上のホワイトボードを利用して情報を共有するシステム“MERBoard”の開発に着手した。このシステムは、IBMのアルマデン研究所のプロジェクト“BlueBoard”をベースにしたもので、これにより研究チームの要望などに、科学者とエンジニアが迅速に対処できるようになるとしている。MERBoardは、タッチスクリーンを装備した大型プラズマディスプレーと、データやファイルの共有のための特別仕様のワークスペースアプリケーション、ウェブブラウザーを搭載したパソコンなどで構成されるという。

なお、今回の協業については、IBMの第6回“annual Make IT Easy conference”で発表された。

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