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翼システム、帳票設計ツールの最新版『SVF ver.6』などを出荷

2002年06月03日 16時21分更新

文● 編集部

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翼システム(株)は3日、ウェブを中心に多様化する帳票開発に対応した帳票設計ツールの最新版『Super Visual Formade(SVF) ver.6』の出荷を7月24日に開始すると発表した。これにともない、ウェブ対応のPDF帳票/印刷ツール『SVF for Web/PDF Java Edition』、XML対応の帳票出力連携ソフト『Universal Connect/X』、印刷管理ツール『Report Director』などの帳票関連製品をver.6に一斉バージョンアップし、順次出荷する。

価格は、SVF設計部/実行部 ver.6.0の設計部が1クライアントあたり70万円、SVF for Web/PDF Java Edition ver.6.0のWindows/Linux版が1サーバー1CPUあたり80万円、UNIX版が1サーバー1CPUあたり120万円、UNIX版追加CPUライセンスが80万円、Universal Connect/X ver.6.0のWindows版/Linux版が1サーバーあたり20万円、UNIX版が1サーバーあたり40万円、メールオプションが1サーバーあたり50万円、Report Director ver.6.0のサーバー版基本モジュールが1サーバーあたリ50万円。

SVF設計部 ver6.0は、Windows XPに対応し、罫線・文字のOCR自動抽出を強化(Windows 2000/XPに限定)したほか、TWAINに対応することでイメージスキャナーからの帳票イメージの取り込みを自動化した。Word/Excelで作成したレイアウトデータのSVF側への取り込みが可能なほか、総ページ数表示関数を追加し、大量の帳票のページカウント(仕分け)を帳票表現に盛り込める。Java Productを設計部に搭載し、開発環境でJavaによる実行テストが可能となる。搭載するテスト環境用の実行モジュールは、SVF for Web/PDF Java Edition、SVF for Java Print。実行はWindowsのクライアント環境となり、サーバーライセンスは別途購入する必要がある。

SVF for web/PDF Java Edition ver.6.0は、Excelで定義したデータから、Javaアプリケーションの実行時に動的にグラフを生成する機能を追加。Universal Connect/X ver.6.0はXSLTに対応した。Report Director ver.6.0は、課金ログ機能、FaxPress対応、文書グループ表示機能(Tree View)、クライアント側ローカルプリンター出力機能を追加し、Report Directorユーティリティー版のMetaFrameにも対応した。なおUniversal Connect/XとReport Directorは、(株)NTTデータのウェブシステム上での外字入出力や既存システムとの文字交換(データ交換)を可能とするミドルウェア『FORGE GAIJI』、(株)サトーのラベルプリンター『MR410』、(株)リコーの『IPSIO Color8000』周辺機と『Imagio PC FAX』に対応した。

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