先週末から先行値下げの行われていたIntelのプライスカットを受け、恒例となっているAMDの対抗値下げが今週実施された。上位モデルの値下がりが極めて顕著で、Athlon XP 2100+やAthlon MP 2000+、1900+のリテールパッケージでは4000円から5000円もの値下がり。あまりの下げ幅に、並行輸入などのバルク版がリテールパッケージ版より高くなってしまっているケースも見られるほどだ。来週台湾で開催されるCOMPUTEX TAIPEIで先行登場し、6月10日前後にも発表されると言われているThoroughbredコア版Athlon XPの“初値”も俄然楽しみになってきた。
一方、価格改訂後の店頭売価変更も一段落したかに見えたPentium 4も上位モデルが続落。Pentium 4-2.53GHzに7万円台、そしてPentium 4-2.40BGHzに5万円台の価格を付けるショップも現れており、6月1日、2日の今週末にもまだ価格は変動する可能性を十二分に秘めていると言えそうだ。