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ハイウエスト・ブレインネット、多機能ブロードバンドルーターとブリッジ機能搭載の無線LANアクセスポイントを発売

2002年06月03日 11時01分更新

文● 編集部

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(株)ハイウエスト・ブレインネットは3日、実効スループットが20Mbpsの4ポートブロードバンドルーター『PBR006』の出荷を6月14日に、ブリッジ機能を搭載した11Mbps無線LANアクセスポイント『PBW004』の出荷を7月上旬に開始すると発表した。価格は『PBR006』がオープンで、編集部による予想販売価格は1万円前後。『PBW004』は2万9800円。

『PBR006』
『PBR006』

『PBR006』は、実効スループットが20Mbpsの多機能型4ポートブロードバンドルーター。ケーブルのストレート/クロスを自動判別するAuto-MDI/MDI-Xに対応した10/100BASE-TX×4ポートのスイッチングHub機能を搭載するほか、ダイヤルアップ(TA/モデム)用のシリアルポート(D-Sub9ピン)や、プリンターポート(D-Sub25ピン/セントロニクス仕様)を装備するのが特徴。WANポートは10/100BASE-TX×1。従来製品『PBR005』から採用しているスループットLED表示機能も搭載しており、設定した回線速度に対して4段階のリアルタイム表示が行なえる。PPPoEに対応し、NAT/IPマスカレード、DHCPサーバー、仮想サーバー、IPアドレス固定などの機能を搭載するほか、特定のアプリケーション用にポートを開く特殊AP機能、DMZ機能もサポートする。UPnPにも対応しており、Windows Messengerを利用できる。そのほか、ルーターやプリントサーバーの設定をウィザード形式で行なえる“かんたん設定ウィザード機能”を搭載する。電源はAC100VでACアダプター(DC5V)を利用する。消費電力は5W。本体サイズは幅197×奥行き114×高さ29mm、重量は700g。

『PBW004』
『PBW004』

『PBW004』は、“IEEE802.11b”準拠の無線LANに対応したアクセスポイント。ブリッジモードを搭載しており、アクセスポイント同士の無線LANによる通信にも対応したほか、10/100BASE-TX×2ポートのスイッチングHub機能やプリントサーバー機能を搭載したのが特徴。セキュリティー機能はMACアドレスフィルタリング、64bit(40bit互換)/128bitのWEPをサポートする。電源はAC100VでACアダプター(DC12V)を利用する。消費電力は9W。無線部分には外部接続タイプの2本のダイバーシティーアンテナを採用する。プリンターポートはD-Sub25ピン(セントロニクス仕様)。本体サイズは幅218×奥行き144×高さ38mm、重量は1kg。

『PBW004』の背面
『PBW004』の背面。プリンターポートを装備

同社は今後、“IEEE802.11a”準拠などの高速ブロードバンドルーターやADSLモデムを内蔵したルーターなどの製品化を検討しているという。

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