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明日オープンのT-ZONE.AKIBA PLACEでSerial ATAのデモ開始!

2002年05月30日 22時01分更新

文● 小磯

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Serial ATAデモ

 明日31日にオープンとなるT-ZONE.の新店舗「AKIBA PLACE」。その全容については別記事に譲るが、その注目の新店舗に正面入り口から入って中央やや奥まったところで、Serial ATA(シリアルATA)インターフェイスの動作デモが始まった。30日は関係者向けの内覧会だったが、正式オープンとなる31日以降も展示は継続される予定だ。



Serial ATAケーブル
7ピンのSerial ATAケーブル。幅は目測で約10mm程度で、薄いことも手伝ってかなり細く感じる

 Serial ATAとは、SeagateやMaxtorといった主要HDDベンダなど“Serial ATA Working Group”が策定する、高速シリアル転送によるATAインターフェイス規格である。現在のATAが40線(80芯)のリボンケーブルを使用するパラレル転送方式を採用するのに対し、Serial ATAでは転送方式をシリアル化。これにより、パラレルATAに比べて高速性と細いケーブルを実現できるようになったのが最大の特徴だ。インターフェイスは7ピンで、電源用には別途コネクタが用意される。ケーブル長もパラレルATAの45.72mm(18インチ)に対して1mと長くなっている点も、取り回しやすさという意味では見逃せないだろう。
 Serial ATA最初の規格は“Ultra SATA/1500”で、最大データ帯域は1500Gbit/秒(=187.5MB/秒)。エラー対策のパリティなどを除く実データ転送速度は150MB/秒となっている。将来的にはデータ帯域が6000Gbit/秒まで引き上げられる見込み。



Escalade 7C80
「Escalade 7C80」

 Gigabyte製の“AMD-761”North Bridge搭載マザーボード「GA-7DXR」に差さった状態で動作していたのは、3Ware製のシリアルATA RAIDコントローラカード「Escalade 7C80」。これは14日に3Wareから発表されていたもので、9月頃に15万円程度で登場予定となっているハイエンドモデル。12ポート12chを持ち、RAIDレベル0/1/0+1/5およびJBODをサポートする製品だ。各Serial ATA端子のすぐ近くに12個置かれている“M”のロゴ入りチップがSerial ATAコントローラである。



Serial ATAコントローラ カード裏面
Serial ATAコントローラ。Engineering Sample品であることを示す“ES”の文字が刻まれているカード裏面。表と裏に6つずつ、合計12のSerial ATA端子を要しているのがわかる
DiamondMax 80 98196H8
パラレル接続のHDDに変換コネクタが接続されている

 接続されていたHDDはMaxtorの「DiamondMax 80 98196H8」。このUltra ATA/100対応HDDに3Ware製のパラレル→シリアル変換コネクタを接続し、Serial ATA化している。この変換コネクタには7ピンのシリアル端子と3ピンの電源端子が搭載され、電源はこの3ピンコネクタから5Vを供給する仕様だ。Serial ATA対応HDDが市場に登場するまではこういった変換コネクタが幅を利かせることになるのだろう。



変換コネクタ 変換コネクタ(パラレル側)
パラレル→変換コネクタ。カード上にも搭載するSerial ATAコントローラと7ピンのSerial ATA端子、3ピン(正確には2ピン)の電源端子を用意する
認識
確かに認識されている

 T-ZONE.AKIBA PLACEでは、31日のオープンからベンチマークテストを走らせるという。最終的な製品版とは違う可能性があるのには注意が必要ではあるわけだが、それでも次世代のATA規格を目の当たりにできるまたとないチャンスだけに、T-ZONE.の新店舗ともども見逃す手はないと言えそうだ。



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