ソニー
オープンプライス
(SonyStyleダイレクト価格:3万9800円)
- 0570-00-3311
- http://www.sony.co.jp/sd/
- http://www.jp.sonystyle.com/
2001年末に登場したCLIEの薄型カラーモデル「PEG-T600C」は、価格、性能、携帯性のバランスが取れた1台として、ベストセラーとなった。PEG-T600Cの唯一の弱点は、CLIEシリーズのウリである音楽再生機能を搭載しない点だったが、PEG-T600CにATRAC3/MP3対応の再生機能を装備した新モデル「PEG-T650C」が登場した。
さらに高級感が増した本体デザイン
PEG-Tシリーズの最新モデル「PEG-T650C」は、2001年11月に登場した「PEG-T600C」の後継に当たる製品だ。
従来機種からの主な変更点は、
- ATRAC3とMP3に対応した音楽再生機能を搭載
- CPUにより高速なDragonBall Super VZ-66MHzを採用した
という2点。PEG-T600Cの基本性能を向上させたマイナーチェンジと言える製品だが、CLIEのウリである音楽再生が標準で利用でき、CPUの高速化により画像の展開などが高速化し、後述するキーボードでの文字入力ももたつかなくなった点は見逃せない。
デザインに関しては、PEG-T600Cから大きな変更がない。本体厚はカラー版Palmデバイスとしては最薄の12.5mmで、素材はアルミ合金。カラーリングはサテンシルバー1色のみを用意する。PEG-T600Cで選択できたロイヤルブルーとセレブレーションレッド(限定色)は用意されていない。
写真1 外観上の変更点は、側面のジョグダイヤル付近。音楽再生機能装備ということで、ヘッドホンジャックとHOLDボタンが付いた。ダイヤルの位置変更は賛否両論あるところだろう。 |
写真2 フロント部。ダイヤモンドカットのCLIEロゴやアプリケーションボタンのアイコンが浮き彫りになっている点などは芸が細かい。 |
写真3 液晶はカラーバランスが自然で従来より見やすい印象。明るく輝度ムラが少ないのもメリット。 |