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ソニー、CD-ROMディスクに個別情報を記録できる“Postscribed ID”技術を開発

2002年05月29日 16時44分更新

文● 編集部

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ソニー(株)は29日、CD-ROMディスクの1枚ごとに個別情報(IDデータ)を追加記録する“Postscribed ID”技術を開発したと発表した。併せて、同技術を利用したディスクスタンピングサービスをグループの国内事業で6月に開始し、海外事業所でも順次開始すると発表した。

“Postscribed ID”は、高出力半導体レーザーを利用してCD-ROMディスクの信号面上にIDデータ(6~28バイト)を追加記録する技術。CD-ROM規格“イエローブック”に準拠しており、市販されているほとんどのCD-ROMドライブで読み出しが行なえるという。このIDデータは専用ソフトウェアなどと組み合わせて利用する。IDデータとして、タイトル番号やシリアル番号などを記録できるため、ユーザー登録や正規ユーザーの識別/認証、二重アクセスの防止や暗号鍵の配布、個々のユーザーに特化したサービスの提供などが行なえるようになるという。発注者がIDデータを定義できるため、会員番号などを記録してCD-ROMを配布するといったことも可能。対応OSは、Windows 95/98/NT/Me/2000/XP。Mac OSについては順次対応する予定という。

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