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インテル、映画試写会場でPentium 4をアピール

2002年05月27日 19時39分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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インテル(株)は24日、パソコンショーケースと、6月8日公開の映画『I am Sam』(配給:松竹/アスミック・エース)の試写会を融合させたイベント“デジタル・ライフ with Pentium 4 プロセッサ”を東京/銀座ヤマハホールで開催した。

試写会場でP4デモ
パソコンショーケースのデモコーナー。ハードウェアメーカー各社のPentium 4搭載パソコンがずらりと並ぶ

同イベントは、Pentium 4プロセッサーを搭載したパソコン最新機種を用いて、試写会に来た一般ユーザーに、ブロードバンド環境やワイヤレスネットワークを体験してもらうというもの。試写会が行なわれるホール前に展示スペースが設けられ、インターネットTV電話や、上映作品のメイキング映像のブロードバンド配信などのデモが行なわれた。

また展示スペースでは、(株)デジタルステージのデジタル画像編集ソフト『LiFE with PhotoCinema』が一般向けに初公開された。『LiFE with PhotoCinema』は、デジタルカメラで撮影した画像などの静止画データ(JPEG/BMP/PSD/TIFF/PICT)と、音楽データ(MP3)を利用して、映画の予告編のような映像“PhotoCinema”を作成できるソフト。

LiFE with PhotoCinem
デジタルステージのデジタル画像編集ソフト『LiFE with PhotoCinema』。ちなみにデモを行なっているパソコンは、ソルダム(株)のキューブ型パソコン『Polo Quatre XP』。もちろんPentium 4プロセッサーを搭載している

画面上で、音楽データを再生しながら、曲のイメージに合わせて任意の静止画データや合成効果を選択すると、BGM付きのオリジナル映像“PhotoCinema”を作成できる。音楽データと静止画データを選択するだけで、プロのクリエイターが作成したかのような映像を自動作成する“おまかせモード”も用意されている。

作成した“PhotoCinema”映像は独自フォーマットで保存されるが、そのほかの保存形式として、ShockwaveおよびHTML形式で保存する“WEB形式”、PhotoCinema専用プレーヤーと同時に保存することで『LiFE with PhotoCinema』を持っていないユーザーもPhotoCinemaを閲覧できるようにする“アプリケーション形式”、スクリーンセーバーとして保存する“スクリーンセーバー形式”がある。

対応OSは、Windows 98 SE/Me/2000/XP、Mac OS 8.6/9.1/9.2、およびMac OS X 10.1(クラシックモード)。6月14日発売で、価格は1万9800円。

さらに、試写会会場では、映画放映の直前に、スクリーンを利用してPentium 4の紹介、およびショーケースで展示されていたソフトのデモなどが行なわれた。よく映画本編が上映される前に、次回上映作品の予告編が流れることがあるが、その予告編の代わりに映画用スクリーンでPentium 4のCMを見るようなものだ。ちょっと珍しい体験ができたかも。この日会場にやってきた一般ユーザーは、このひと味違った試写会に新鮮な驚きを感じたようだ。

映画の前にP4デモ
映画上映前に、スクリーンを使って一般ユーザー向けにPentium 4を紹介
デジタルステージデモ
続いてデジタルステージ代表取締役の平野友康氏が登場し、『LiFE with PhotoCinema』のデモを行なった

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