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隠れたオシャレ派に?! 静音電源「Sei(静)」搭載でこだわりの内部構造を持つPCケースが発売

2002年05月25日 21時54分更新

文● 小磯

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CS370-ECE4252W

 TORICAブランドで知られる東海理化販売から、ケース内部に手間暇かけたミドルタワーATXケース「CS370-ECE4252W」が登場した。静音電源ユニットと凝ったファン配置、そしてケース内部にスクリューレスでアクセスできる取り回しやすさが目を引く製品だ。



Sei(静)
Sei(静)。ファンは排気×1

 搭載する電源はもちろんTORICAブランドの看板アイテム「Sei(静)」。そして、スクリューレスで開閉できる側面パネルを外すと、CPUに向かって直接風を送り込むような配置で用意される防塵フィルタ付き吸気ファンを確認できる。また5インチ×4、3.5インチ×2のドライブベイはこちらもスクリューレス、ワンタッチでディスクドライブを固定できるようになっている。また、3.5インチHDDを固定するためのシャドウベイはネジ留め式を採用しているが、ネジ穴に振動吸収用のゴムがあるのを見る限り、振動対策のためだろう。ベイそのものはワンタッチで取り外せるようになっており、アクセスのしやすさは損なわれていない。



側面 吸気孔 5インチドライブベイ
側面。吸気ファンの裏手には排気ファンも搭載されている吸気ファンと吸気用の孔ワンタッチで2台ずつ固定できる5インチドライブベイ
固定方法 シャドウベイ
専用ブラケット フロントアクセス

 このほかユニークなのは標準でライン出力とマイク入力を内部へ引き入れるための専用ブラケットが取り付けられている点で、フロントパネルから用いる際にはどうしでも外から引き入れなければならないサウンドケーブルを簡単にフロントパネルへ引き出せるようになっている。また、拡張カード固定用のアタッチメントも標準で搭載する。



販売中

 一方で人を選ぶのはフロントパネルのデザインだろう。写真では分かりづらいが、フロントパネルは全体的に滑らかな曲線でレイアウトされており、そこかしこにある凹凸は万人受けするものではない。価格は高速電脳で1万6800円と、性能を考えると決して高価ではないだけに、ケースの価値を機能で決める人には文句なくオススメできそうだ。やはり外観も気になると言うのなら一度自分の目で確かめてみるといい。



同じくSei(静)を搭載したMicroATXケースも販売開始

CSM200-A104 側面から

 なおTORICAブランドからは、同じくSei(静)シリーズの200W SFX電源を搭載したMicroATXケースも今週発売。複数ショップで9000円~1万円程度で販売が始まっている。136(W)×340(D)×329(H)mmのサイズながらLow Profileではない一般的な高さの拡張カードを差すことができ、ドライブベイは5インチ×1、3.5インチ×1、シャドウ×1。グレーの「CSM200-A104G」とホワイトの「CSM200-A104W」と2モデルがある。


25日現在の価格情報
価格ショップ
\8,980BLESS 秋葉原本店
\9,500ぷらっとホーム
\9,800高速電脳
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