このページの本文へ

InterLink MP-XP7210

【第1回】“本当に使いやすい”モバイル性能を持ったミニノート

2002年05月24日 09時05分更新

文● ASCII24編集部・内田泰仁

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

創立25周年を記念してスタートする雑誌&WEBサイト連動企画「POWER PUSH」では、月刊アスキー編集部とASCII24編集部が選んだ“今一番ホットな製品”を紹介する。PC市場を最前線でウォッチする2編集部のイチオシアイテムを見逃すな!

本格派モバイルPCユーザーにオススメの日本ビクター「InterLink MP-XP7210」。

デュアルパワーシステム採用で
6時間のバッテリ駆動を実現

 '99年にWindows CE搭載ハンドヘルドPCとしてデビューしたビクター「InterLink」が、Windows XPを搭載したノートPCとして帰ってきた。超低電圧版MobilePentiumIII-M-800MHzと256MBメモリ搭載、IEEE1394、USB×2ポート、PCカードにSDカードスロットまで装備するなど、A5サイズのミニノートながらB5サブノートに匹敵する充実した基本性能を持つ。

 AV機器メーカーのイメージが強いビクターの製品だが、本機の“実”はそのようなビクターの製品イメージよりも、モバイルでノートPCをバリバリ使いこなそうという本格的なモバイルPCユーザーにアピールする部分にある。中でも、本体内蔵+着脱式の2種類のバッテリを搭載する「デュアルパワーシステム」は、両バッテリ使用で最長約5.5時間という駆動時間もさることながら、“Windowsを起動したままの状態でバッテリを交換できる”というメリットも評価したい。出先でバッテリを交換してまで長時間PCを使い続けるという本格派モバイルユーザーにとっては、このような工夫が非常に嬉しい。パワフルにモバイルノートを使いこなしたい人にぜひともオススメの1台だ。

月刊アスキー・遠藤編集長はこう見る

“スモコン”系の私には気になる、毎日持ち歩いて“磨り減る”ほど使って欲しいマシン。XP版でユーザー層が広がる。

SPEC
CPU 超低電圧版PentiumIII-M-800MHz
メモリ 256MB(最大384MB)
液晶 8.9インチTFT
解像度 1024×600ドット
HDD 30GB
通信 モデム/LAN
サイズ 225(W)×152(バッテリ未装着時)/177(バッテリ装着時)(D)×28.0/29.5(H)mm
重量 約885g(バッテリ未装着時)/約1055g(バッテリ装着時)
OS Windows XP Professional

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中