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JCS、1Uサイズで最大640GBのRAIDディスクアレイを発売――3Uモデルも

2002年05月23日 23時18分更新

文● 編集部

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(株)日本コンピューティングシステムは23日、ディスクアレイ“Vintage Disk Array”の新製品として、1Uラックマウントサイズに160GBのHDDを4基搭載できる『Type RFM-1U』と、3Uラックマウントサイズに14基搭載できる『Type RFM-3U』の販売開始したと発表した。

『Type RFM-1U』
『Type RFM-1U』

『Type RFM-1U』は、RAIDプロセッサーにインテルの64bit RISCプロセッサー『80303』を搭載し、ホストインターフェースにUltra160 SCSIを採用。従来製品の約2倍の転送レート(実測値)を持つという。48bit LBA(Big Drive)に対応したことで160GBのHDDを利用でき、最大容量は1ユニットあたり640GB(160GB×4)となる。デイジーチェーン接続にも対応する。また、ホットスワップやオートリビルドなどの機能を搭載するほか、リダンダント電源を搭載。RAID機能は、RAID 0、1、0+1、3、5に対応。本体前面に、RAID構成やSCSI/IDEターミネーターなどを設定できるLCDパネルを装備する。ディスクドライブのステータス(Failed、Access、Power)を表示するLEDインジケーターも装備する。電源は200W。本体サイズは幅449×奥行き580×高さ44mm、重量は12kg。Windows NT 4.0/2000/XP、UNIX/Linux、Mac OSなどに対応する。保証は1年間の無償オンサイトサービス。4モデルを用意し、価格は、40GB×4の『VCRFM4004-1U』の49万8000円から、160GB×4の『VCRFM16004-1U』の69万8000円まで。

『Type RFM-3U』
『Type RFM-3U』

『Type RFM-3U』は、最大14台のHDDを内蔵できる3Uラックマウントサイズのディスクアレイシステム。160GB HDDを搭載する場合、1ユニットあたりの最大容量は2.24TB(160GB×14、RAID 0)となる。電源は600W(300W×3ユニットのリダンダント構成)。本体サイズは幅429×奥行き538×高さ133mm、重量は25kg。Windows NT 4.0/2000/XP、UNIX/Linux、Mac OSなどに対応する。保証は1年間の無償オンサイトサービス。3モデルを用意し、価格は、80GB×14の『VCRFM80014-3U』の138万円から、160GB×14の『VCRFM160014-3U』の198万円まで。

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