ターボリナックス ジャパン(株)は、デスクトップ向けディストリビューション『Turbolinux 8 Workstation』を5月31日より発売することを発表した。
『Turbolinux 8 Workstation』製品パッケージ。 |
『Turbolinux 8 Workstation』は、オフィススィートに『StarSuite 6.0』を採用したほか、かな漢字変換ソフト『ATOK X』、統合デスクトップ環境『KDE 3.0』、『XFce』、『GNOME』などを採用している。
デフォルトのデスクトップはKDE。 |
『StarSuite 6.0』。 |
また、開発環境についても、『Intel C++ Compiler 6.0/Fortran Compiler 6.0(トライアル版)』や『Sun JDK 1.4』、『Forte for Java』、『Borland Kylix2 Open Edition』のほか、Alan Kay氏が中心となって開発している『Smalltalk』をベースとした開発ツール『Squeak』などをバンドルしている。
そのほかの主な特徴は以下のとおり。
- 設定ツール『Turbotools』のGUIバージョンを装備
- 印刷システムにCUPSを採用
- USB機器のホットプラグに対応
『Turbotools』の画面。 |
主な仕様は以下のとおり。
- カーネル 2.4.18
- glibc 2.2.5
- XFree86 4.2.0
- gcc 2.96
動作環境は以下のとおり。
- CPU……Pentium以上
- HDD……2GB以上推奨
- メモリ……128MB以上推奨
製品の価格は以下のとおり。
- 通常版……1万5800円
- 『Turbolinux 7 Workstation』、『Turbolinux 7 Office Pack』登録ユーザー向け特別優待価格……9800円(5月31日以降は1万800円)
- 『Turbolinux 日本語版 4.0』以降のTurbolinuxユーザー向け優待価格……1万800円