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ビックカメラが新宿西口に殴り込み! 小田急ハルクに『新宿西口店』オープン

2002年05月21日 21時06分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)ビックカメラと(株)ビックピーカンは、東京/新宿西口に、新店舗『ビックカメラ新宿西口店』『Bic P Kan 新宿西口店』を23日午前10時にオープンする。これに先駆け、本日21日、報道関係者向けに店内が公開された。

ビックカメラ全景
新宿駅西口を出ると目の前に飛び込んでくる“ビックカメラ”の文字。地下から行けば雨にぬれずにたどり着けるぞ

『ビックカメラ新宿西口店』と『Bic P Kan 新宿西口店』は、(株)小田急百貨店の運営する『小田急ハルク』内にオープンする。ハルクの2Fフロアの約半分と、3F、5F、6Fが『ビックカメラ新宿西口店』、4Fが『Bic P Kan 新宿西口店』となっている。キャッチフレーズは“新宿地区最大規模! なんでもそろう! なんでもわかる! 新宿駅直結・雨にぬれずにお買物”。両店とも年中無休でオープン時間は10時から20時まで。

ビックカメラの2Fは、携帯電話などのモバイル端末とプラズマTV/液晶TVのコーナー、3Fはオーディオ/カメラのコーナー、5Fは情報家電/照明器具/ゲーム/CD&DVD/メガネ/スポーツ用具/寝具などのコーナー、6Fはエアコンや冷蔵庫、洗濯機、調理家電などの家電コーナー。4FのBic P Kanではパソコンやプリンターおよび周辺機器、ソフトなどを扱う。

ビックカメラの2F入口付近では、最新のプラズマ/液晶ディスプレーTVを集めた、ブラウン管のないTV売り場“未来映像コーナー”を展開する。

ブラウン管のないTVコーナー
2F入口から入ると、プラズマディスプレーTVや液晶ディスプレーTVが出迎えてくれる
504iはどこ
同じく2Fにある携帯電話コーナー。本日発表された“504i”シリーズの端末は「まだモノが届いてなくて」(ビックカメラ店員)、残念ながら展示されていない。しかし、オープン時にはちゃんと商品が並ぶそうなのでご安心を

3Fの総合サービスカウンターには、家電購入時のトータルアドバイザー“コンシェルジュ”をビックカメラとしては初めて配置、買い物の相談や店内の案内などに応じる。例えば、家電のまとめ買いをしたい場合など、フロアを一緒に回りながら適切な家電を紹介してくれるという。

大舘さん
コンシェルジュのひとりである大舘貞好氏。「まとめ買いをされる際などは、フロアをまたいでご案内します」

また、6Fでは、NTTコミュニケーションズ(株)と共同で、インターネットカフェ“Broadband cafe @LIVING”を運営する。カフェでドリンクなどをオーダーすると、カフェ内に設置されているパソコンなどを利用できる。

カフェ全景
6Fにあるブロードバンドカフェ“Broadband cafe @LIVING”

あらかじめ設置されているパソコンでは、パソコン初心者が気軽に楽しめるよう、@LIVING専用のポータルサイトからブロードバンドコンテンツを楽しむようになっている。コンテンツは、映画コンテンツを楽しめる“@Cinema”、オンラインゲームを楽しめる“@Game”、健康や美容の情報を提供する“@Health”、実在の占い師がインターネットTV電話経由で占ってくれる“@占い”、グルメサイト“@グルメぴあ”と提携し新宿区地域限定でレストランの検索/クーポン発券が行なえる“@グルメ”などが用意される。また、@LIVINGオリジナルコンテンツとして、新作映画や音楽、DVDなどの紹介やライブなどのストリーミング放送も行なうという。

占いもOK
@LIVING専用ポータルサイトを楽しめる固定設置のパソコンコーナー。ディスプレー部にカメラを装備しているパソコンでは、インターネットTV電話経由で占い師に占ってもらえる

@LIVINGは、バックボーンにOCN網を利用、無線アクセスサービス“エアアクセス”(10BASE-T対応)経由で、各種ブロードバンドコンテンツを提供している。また、カフェ内では無線LANインターネット接続サービス“HOT SPOT”を利用可能。HOT SPOT契約済みのユーザーは、自身のパソコンを持ち込んでHOT SPOTを利用できる。なお、HOT SPOT対応のノートパソコンのレンタル(無料、レンタル時間は1時間)も行なうという。

カフェHOTSPOT
写真手前のテーブルと奥のカウンターが、パソコンを持ち込んで利用できるスペース。写真右側にある固定のパソコン画面では、タッチパネル操作でブロードバンドコンテンツを楽しめるようになっている

ビックカメラ新宿西口店の塚本智明店長と、Bic P Kan新宿西口店の島野広伸店長は、報道陣からの「新宿で他店にどう対抗していくのか」という質問に対し、「ビックカメラが新宿西口で商売をするのは初めて。店作りに精一杯で、他店を意識している状況ではなかった」としながらも、「“見やすい、買いやすい”という専門店の原点にかえった店作りを心がけた。また、接客も大きな差別化となるだろう」と語った。

両店の店長
ビックカメラ新宿西口店の塚本智明店長(右)と、Bic P Kan新宿西口店の島野広伸店長(左)

また、ビックカメラ取締役営業部長の宮嶋宏幸氏は、「新宿の小売り市場規模は1兆1000億円、西口だけで5000億円といわれており、その新宿という巨大マーケットを評価して今回出店した。有楽町店の経験を生かしたい。百貨店との融合的店舗は初めてなので、百貨店の顧客にもアドバイスをもらいながら、変化に対応できる店舗を目指す。ワンストップショッピングとして、年齢性別を問わず楽しめる空間を提供し、最新製品をわかりやすく提案することでお客様の指示をいただけるのではないか」としている。

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