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3.5インチHDD静音化ボックスの定番「SMART DRIVE」にずっしりと重い“全銅モデル”

2002年05月15日 20時56分更新

文● 小磯

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SMART DRIVE Copper(仮)

 ジャパンバリュー製品と並んで、3.5インチHDDケース静音化&冷却ボックスとしては定番中の定番となっているグロウアップ・ジャパン製内蔵用HDDケース「SMART DRIVE」。緩衝剤となっているスポンジ以外フルアルミで構成される同製品に、なんとそのアルミ部分をすべて銅にしてしまった“全銅モデル”「SMART DRIVE Copper(仮)」が登場した。グロウアップ・ジャパンでは5月中に9800円で販売開始するべく用意しているとのことで、同社の関連企業であるUSER'S SIDE本店が店頭展示を始めている。



内部
内部構造自体はアルミ版の従来製品と同じ

 現在のところ製品型番や銅の含有量、重量など気になる仕様については明らかになっていないが、ネジを含むすべての素材に銅を採用したSMART DRIVE Copper(仮)がアルミ版よりはるかに重くなっているのは言うまでもない。それほど作りのよくないPCケースでは複数台用いようとすると5インチベイが壊れてしまうのではないかとさえ思えるほどだ。コーティングされていないため、素手で触れば汚れて酸化しやすくなるだけでなく、ただ置いておくだけでも時間とともに酸化してしまうだろうが、その分かなりの放熱効果が期待できるかもしれない。



フロントパネル 底面 側面 銅板 ビス
外観も従来製品そっくりだが、銅の鈍い光沢が違いを際立たせている。銅はかなり厚い。ちなみに底板固定用のビスも銅製で、締めすぎに注意
片手で持つ
片手で持って撮影するのがやや辛いほどの重さだ

 外観や持ったときの印象からすると銅の使用量は相当なもので、それが1万円程度になるとすればかなり割安。効果うんぬんは別にしても、5インチドライブサイズの全銅製HDDボックス(ケース)が登場した例はこれまでになく、それだけでも一度店頭で見てみる価値はありそうだ。



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