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キヤノン、“PhotoDirect”対応機種などインクジェットプリンター“PIXUS”シリーズ5製品を発表

2002年05月15日 16時29分更新

文● 編集部

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キヤノン(株)とキヤノン販売(株)は15日、インクジェットプリンター“BJ”(愛称:PIXUS(ピクサス))シリーズの新製品として、フラッグシップモデルの『BJ F930』を始めとする5機種を発表した。これまで“PIXUS”シリーズは、画質重視の“Fシリーズ”と、印字スピード重視の“Sシリーズ”で構成されていたが、今回発表したのは、Fシリーズの『BJ F930』、Sシリーズの『BJ S530』と『BJ S330』のほか、“PhotoDirect”に対応した『BJ 895PD』と『BJ 535PD』。

価格はF930が5万9800円、895PDが6万4800円、535PDが3万9800円、S530が3万4800円、S330が2万4800円。F930とS530は23日発売で、それ以外の機種は6月6日発売となる。

『BJ F930』
『BJ F930』

『BJ F930』(愛称:PIXUS F930)は、2001年10月に発表したFシリーズの最上位機種『BJ F900』の後継機種。各色512個、計3072ノズルの高密度ヘッドを搭載し、4pl(ピコリットル)のインク滴(ドロップレット)で粒状感のない印刷が行なえる“MicroFine Droplet Technology”を採用する。解像度は2400×1200dpi。インクタンクを色ごとに交換できる6色(Y/M/C/PM/PC/Bk)の独立インクタンクシステムを採用する。用紙は最大A4に対応し、印字速度はモノクロ、カラーともにA4サイズで毎分7枚。デジタルカメラの撮影時に露出や光源、露光時間、被写体までの距離といった撮影条件を記録し、特定のプリンターに依存しない出力が行なえる“Exif 2.2(Exif Print)”に対応する。また、デジタルカメラの色空間“YCC”に対応している。これにより、新たに同梱ソフトに追加されたフォトプリントソフト『Easy-PhotoPrint』と、動画を45枚の連続写真にして印刷するソフト『Movie-PhotoPrint』(ともにWindows版)など、Exif Printに対応したソフトを利用すれば、忠実な色再現による印刷が可能になる。また、画像処理技術“VIVID”を採用しており、色域の拡大と色の再現性を高めているという。フチなし印刷にも対応している。

パラパラまんが
『Movie-PohotoPrint』ではパラパラまんがを作成できる。バックに写っているのが、印刷したパラパラ専用紙。これを切って組み合わせればパラパラまんがのように動く映像を楽しめる。新発売の『ムービーフォト用紙キット』のA4用紙1枚に15コマを印刷するため3枚(45コマ)の用紙が必要となる

インターフェースはIEEE1394とUSBを装備する。ドライバーソフトの対応OSはUSB接続の場合Windows 98/Me/2000/XP、Mac OS 8.6~9.x、IEEE1394接続ではWindows Me/2000/XP、Mac OS 9.0.4~9.x。電源はAC100Vで、消費電力は24W(スタンバイ時は約3W)。本体のカラーリングも部分的に変更され、給排紙トレイがスモークグレーから“クリスタルラベンダー”に、上面中央と側面のアクリル部がブラックから“ギャラクシーブルー”になった。本体サイズは幅443×奥行き319×高さ185mmで、重量は約5.8kg。

『BJ 895PD』
『BJ 895PD』

『BJ 895PD』は、2001年10月発売の『BJ F890PD』の後継機種。“PhotoDirect”として、IXY DIGITAL 300a/200a、PowerShot G2/G2ブラック/S40/S30と専用ケーブルで接続することにより直接印刷できる“カメラダイレクト”機能と、PCカードスロット(Type II)とアダプターを利用してCF/スマートメディア/メモリースティック/マイクロドライブ/SDメモリーカード/マルチメディアカード/フラッシュATAのデータを読み込んで印刷できる“カードダイレクト”機能を搭載するのが特徴。ダイレクトプリント時もファームウェアでExif Printに対応するという。

カメラダイレクトカメラダイレクトがIXY DIGITAL 300a/200aなどにも対応した。カメラの操作で印刷処理が行なえる。操作中はプリンターのモノクロ液晶ディスプレーにはカメラマークが表示されるだけ

6色の独立インクタンクシステムを採用し、プリントヘッドのノズルは各色256個、計1536個。インクは耐光性が25年以上のものを採用する。最大印刷解像度は2400×1200dpi。用紙はA4までに対応し、印刷速度は、A4カラー/モノクロ共に毎分4枚。写真画質では毎分0.5枚。ダイレクトプリントではL判フチなしを約90秒で印刷できる。インターフェースはUSBを装備する。電源はAC100Vで、消費電力は約29W(スタンバイ時は約8W)。給排紙や紙送りの速度を調節して騒音を軽減する“サイレントモード”にも対応。本体のカラーリングにはクリスタルラベンダーとギャラクシーブルーが採り入れられている。本体サイズは幅430×奥行き301×高さ188mmで、重量は約5.8kg。

『BJ 535PD』
『BJ 535PD』

『BJ 535PD』は、デジタルカメラで撮影した画像を高速で印刷するためのプリンター。895PDと同様に“DirectPhoto”機能を搭載するほか、処理の高速化のために“TwinCPU”の高速版と完全双方向印刷対応のシンメトリーヘッドを搭載する。インクは顔料系ブラックインクを含む4色(Y/M/C/Bk)で、独立インクタンクシステムを採用。解像度は最大2400×1200dpi。用紙はA4まで対応し、印刷速度はA4モノクロが毎分14枚、カラーが毎分10枚。ダイレクトプリントでは、L判フチなしが約55秒。インターフェースはUSB。電源はAC100Vで、消費電力は約36W(スタンバイ時は約6W)。カラーリングにはクリスタルラベンダーとギャラクシーブルーのほか、アクセスカバーに“インディゴブルーメタリック”が採用されている。本体サイズは幅130×奥行き301×高さ188mm、重量は約5.7kg。

『535PD』のメディア挿入部
『535PD』のメディア挿入部。データのアクセス中は左のLEDが緑に点滅する
『BJ S530』
『BJ S530』

『BJ S530』は、2001年10月に発表したSシリーズの普及モデル『BJ S500』の後継機種。解像度は最大2400×1200dpi。印刷速度はA4モノクロが毎分14枚、カラーが毎分10枚。A4フォト画質では毎分1.1枚の印刷が可能。インターフェースはIEEE1284双方向パラレルとUSBを装備する。付属するドライバーソフトの対応OSはWindows XP/Me/98/95/2000/NT 4.0、Mac OS 8.6~9.x。電源はAC100Vで、消費電力は約33W(スタンバイ時は約3W)。アクセスパネルのカラーリングが“インクブラック”に変更されている。本体サイズは幅430×奥行き294×高さ177mmで、重量は約5kg。

『BJ S330』
『BJ S330』

『BJ S330』は、2001年10月に発表したSシリーズの省スペースモデル『BJ S300』の後継機種。フチなし印刷に対応したほか、印刷速度をA4モノクロで毎分14枚、カラーで毎分10枚に高速化した(従来は11枚、7.5枚)。“サイレントモード”にも対応。解像度は最大2400×1200dpi。インクのドロップレットは5pl。インクは顔料系ブラックインクを含む4色で、一体型インクタンクを利用する。インターフェースはUSB。付属するドライバーソフトの対応OSはWindows XP/Me/98/2000、Mac OS 8.6~9.x。電源はAC100Vで、消費電力は約30W(スタンバイ時は約2W)。従来機種から本体前面のアクセスカバーのデザインが変更されている。本体サイズは幅390×奥行き248×高さ185mm、重量は約3.4kg。

同社では、併せて、『スーパーフォトペーパー(SP-101)』(A4/L判/2L判/A3ノビ/A3)、『マットフォトペーパー(MP-101)』(A4/L判/A3)、『Movie-Photo用紙キット(MV-101)』を発売する。価格はSP-101(A4)20枚が1300円、MP-101(A4)50枚が1200円、MV-101が650円など。

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