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ソフトバンク・コマースとTDK、MPEG-4準拠の遠隔監視ソフト『WebStation/forSecurity』を発売

2002年05月13日 23時52分更新

文● 編集部

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ソフトバンク・コマース(株)とティーディーケイ(株)は13日、映像圧縮方式“MPEG-4”に準拠した遠隔監視システム『WebStation/forSecurity(ウェブステーション/フォーセキュリティ)』を共同開発し、6月17日に販売を開始すると発表した。価格はオープン。

画面例
『WebStation/forSecurity』

『WebStation/forSecurity』は、TDKのMPEG-4マルチメディア映像配信システム『WonderStream(ワンダーストリーム)』をベースにした、“監視”、“放送”、“教育”などの用途ごとに最適化したMPEG-4統合ストリーミングソフト“WebStationシリーズ”の1つ。
MPEG-4リアルタイムエンコーディングサーバー、MPEG-4プレーヤー、サーバーマネージャーで構成されており、ユーザー認証モジュール、カメラ制御モジュールをオプションで用意する。

『WebStation/forSecurity』は、MPEG-4ビデオの高品質な映像のリアルタイム配信機能のほか、MPEG-4システムレイヤーを応用した映像合成機能を搭載しており、複数の監視対象個所の映像の中から、指定した特定個所の映像を拡大したり、映像そのものに該当個所の見取り図面などを重ねて表示したりといったことが行なえる。そのほか、遠隔地の複数の監視サーバーの集中管理機能、監視オペレーターのユーザー認証/権限設定機能、複数の監視映像を1画面にリアルタイム表示する機能、パソコンのウェブブラウザーによる集中監視と遠隔カメラ制御機能なども装備する。サーバーの対応OSはWindows 2000/NT 4.0(SP6)、サーバーマネージャーの対応OSはWindows 2000。プレーヤーの対応OSはWindows 2000/Me/98 SEで、ウェブブラウザーとしてIE 5.5以上が必要。

主な利用分野として、工場監視、金融機関などの無人施設監視、道路/河川監視、ビル/マンション/学校などの防犯監視、駅/空港などの構内監視を想定している。なお、『WebStation/forSecurity』はTDKブランドで販売され、ソフトバンク・コマースはディストリビューターとして、日本市場における流通と販売を統括する。

今後、放送用途向けシステム『WebStation/forBroadcast(ウェブステーション/フォーブロードキャスト)』、教育用途向けシステム 『WebStation/forLearning(ウェブステーション/フォーラーニング)』の販売を年度内に開始するとしている。

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