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NEC、個人向けパソコン“LaVie”“VALUESTAR”の新製品を発売

2002年05月10日 22時38分更新

文● 編集部

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日本電気(株)とNECカスタマックス(株)は10日、個人向けのノートパソコン“LaVie(ラヴィ)”とデスクトップパソコン“VALUESTAR(バリュースター)”の新製品として、10タイプ36モデルの販売を同日付けで開始したと発表した。価格はオープン。併せて直販サイト専用パソコン“LaVie G”“VALUESTAR G”においても、同様の機能強化を実施した8タイプ42モデルの受注(B.T.O.方式)を同日付けで開始した。

『LL550/3D』
『LL550/3D』

今回発売した新製品のうち、パソコンを気軽に楽しみたいユーザー向けの“LaVie L”“VALUESTAR L”では、独自のDVDソフト『DVDステーション』(LaVie Lの『LL500/3D』ではCD-ROMダイジェスト版)を添付し、インターネット利用時のケーブル接続/環境設定や、電子アルバム/はがき作成ソフトなどの操作を画面上の映像で確認しながら行なえる環境を提供する。LaVie Lには、光センサーUSBマウスとヘッドフォンマイクが付属する。

LaVie Lの代表モデル『LL550/3D』の構成は、モバイルDuron-1.0GHz、256MBのメモリー(最大768MB)、約40GBのHDD、CD-R/RW&DVD-ROMコンボドライブ、14.1インチ高輝度TFTカラー液晶ディスプレー(XGA:1024×768ドット)、有線LAN(100BASE-TX/10BASE-T)、モデム(最大56kbps)、Windows XP Home Editionなど。VALUESTAR Lの代表モデル『VL300/3D』は、Duron-1100MHz、256MBのメモリー(最大1GB)、約80GBのHDD、CD-R/RW&DVD-ROMコンボドライブ、15インチアナログTFT液晶ディスプレー(XGA)、有線LAN(同)、モデム(同)、Windows XP Home Editionなど。両モデルとも16日に出荷を開始する。

AVをクリエイティブに楽しみたいユーザー向けの“VALUESTAR T”では、パソコン本体に加え液晶ディスプレーにもTVチューナーを内蔵し、裏番組の録画や、パソコン本体の電源を入れずに液晶テレビとして利用することが可能となった(『VT950/3D』『VT930/3D』)。DVD-R/DVD-RW/DVD-RAMの使い分けが可能なDVDマルチドライブも採用(VT950/3D、VT930/3D、『VT900/3D』)。録画映像をDVDに保存する手順を簡略化したほか、パソコン本体のTV機能にハードウェアMPEG-2リアルタイムエンコーダーや、TV映像の二重映りを防ぐゴーストリデューサー機能、アナログビデオテープの映像をDVDへ保存し直す際の歪みや色ムラを軽減するタイムベースコレクター機能を搭載し、TVやビデオをより高画質の映像で視聴できる環境を提供する。

『VT950/3D』
『VT950/3D』

VALUESTAR Tの代表モデル『VT950/3D』の構成は、Pentium 4-2.4GHz、256MBのメモリー(最大1GB)、約160GBのHDD、DVDマルチドライブ(DVD-R、DVD-RW、DVD-RAM、CD-R/RW対応)、17.5インチワイドLCD高輝度デジタルTFT液晶ディスプレー(テレビチューナー内蔵、WXGA)、有線LAN(同)、無線LAN(IEEE802.11b)、FAXモデム(同)、Windows XP Home Editionなど。出荷開始日は6月6日。

総合性能を重視するユーザー向けの『LaVie C』では、UXGA(1600×1200ドット)またはSXGA+(1400×1050ドット)対応の液晶ディスプレー(視野角は上下左右170度)を採用した上位モデルを用意するほか、『LC500/3D』を除く4モデルに無線LAN機能を内蔵する。さらに全モデルでPentium 4、USB 2.0、従来より書き込み速度を向上させたコンボドライブ(CD-R書き込み16倍速/CD-RW書き込み10倍速)、高輝度の15インチ液晶ディスプレーを採用しているという。

『LC500/3D』
『LC500/3D』

LaVie Cの代表モデル『LC500/3D』の構成は、Pentium 4-1.4GHz、256MBのメモリー(最大1GB)、約40GBのHDD、CD-R/RW&DVD-ROMコンボドライブ、15インチ高輝度TFTカラー液晶ディスプレー(XGA)、有線LAN(同)、モデム(同)、Windows XP Home Editionなど。出荷開始日は5月16日。

さらに全モデルに、外出先のiモード携帯電話やパソコンなどから自宅のパソコンに直接アクセスし、メールや画像などのデータを利用できる“ドット・ゲートサービス”機能を搭載する(自宅のパソコンはADSL回線に接続されていることなどが条件)。既に所有しているパソコンからの個人データの移行を考慮したバックアップ機能の強化も行なっている。

VALUESTAR Gの代表モデル『VG18S8/7』(タイプT)の構成価格例は、Pentium 4-1.8GHz、256MBのメモリー、80GBのHDD、DVDマルチドライブ(DVD-R、DVD-RW、DVD-RAM、CD-R/RW対応)、17.5インチワイドLCD高輝度デジタルTFT液晶ディスプレー(同)、FAXモデム(同)、有線LAN(同)、無線LANなし、USB 2.0なし、Windows XP Home Editionなどの場合で、価格は32万800円。

なお、VALUESTAR Tの高画質なTV映像環境を、TV機能を装備していないパソコンで提供するオプションカード『SmartVision HG/V』(PCIショートサイズ:約107×175mm、パネルやコネクター部は含まない)の販売も同日付けで開始し、6月28日から出荷する。価格はオープン。対応機種はPC98-NXシリーズ、PC/AT互換機。

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