カノープス(株)10日、USB接続のデジタルオーディオ入出力ユニット『MD-Port XP』を5月下旬に発売すると発表した。価格は1万6800円。
『MD-Port XP』 |
『MD-Port XP』は、光デジタル入出力とUSBインターフェースを装備したデジタルオーディオ入出力ユニット。CDプレーヤーやMDプレーヤーの出力をUSB経由でパソコンに入力したり、パソコンのオーディオデータをMDレコーダーに記録したりすることができる。デジタル入力は、48k/44.1k/32kHzのサンプリングレートに対応しており、内蔵したハードウェアサンプリングレートコンバーターで44.1kHzに変換され、MP3やWAVE形式でパソコンにリアルタイム録音が行なえる。デジタル出力は44.1kHz。電源はUSBのバスパワード。
アプリケーションとして、録音、再生、形式変換(WAVE/MP3)、リストプレイなどが行なえる同社製の統合型マルチメディアコントロールソフト『MEDIACRUISE』のほか、音楽CDからダイレクトにMP3やWindows Mediaオーディオのファイルとして録音できる(株)ジャストシステムのソフト『BeatJam XX-TREME』とインターネットストリーミング対応のウェブブラウザー『BeatStream R.2』が付属する。
オーディオ入力端子と出力端子は光ミニコネクター各1で、USB端子は1.1対応×1。本体サイズは幅75×奥行き94×高さ22.5mm、重量は200g。消費電流は約250mA。対応OSは、Windows Me/2000 Professional/XP。製品には、本体のほか、USBケーブル(長さ1m)、光ケーブル2本(角型-丸型、丸型-丸型 各1本、長さ1.5m)、ソフトウェアを収録したCD-ROMが付属する。