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クランプル、電子会議システム『eXconference』を発表

2002年05月08日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)クランプルは、韓国PascalSoftが開発した電子会議システム『eXconference』を5月13日に発売する。

『eXconference』テレビ会議
『eXconference』クライアント画面。1つの画面で6人または11人がテレビ会議に参加できる。この画面は6人用。
『eXconference』共有ホワイトボード
共有ホワイトボード画面。会議に参加しているメンバーが自由に書き込むことができる。

『eXconference』は、企業や学校などをターゲットにした電子会議システム。1つの会議につき最大30人が参加でき、最大11人が同時にテレビ会議システムを利用することができる。テレビ会議システムは、画像処理をクライアントシステムで行なうことで、サーバの負荷を軽減し高速な画像表示を実現している。下り2Mbps以上の回線であれば、毎秒30フレームで画像を表示可能だ。会議室は、最小構成のサーバハードウェアの場合、1システムあたり最大25個まで利用できる。会議スケジュールはサーバ上にあるデータベースに保存される。

電子会議システムは、テレビ会議システムのほか、チャットシステム、共有ホワイトボード、共有Webブラウザで構成される。チャットシステムは、会議の参加者全員にメッセージを送るだけでなく、特定の参加者のみにメッセージを送ることも可能だ。ユーザ認証は会議ごとに割り当てられたIDとパスワードを利用する。

システムの動作環境は以下のとおり。

サーバ
対応OS……UNIX、Linux、Windows 2000 Server
CPU……Pentium III-700MHz以上
HDD……10MB以上(20MB以上推奨)
メモリ……256MB以上
必要なソフトウェア……Webサーバ、RDBMS(Oracle、SQL Server、MySQLなど)
クライアント
OS……Windows 98/Me/2000
CPU……Pentium II-400MHz以上
HDD……4MB以上(10MB以上推奨)
メモリ……128MB以上
必要なハードウェア……サウンドカード、マイク、スピーカー、PCカメラ

製品の価格は、サーバ版パッケージ(1CPU、2クライアントライセンスを含む)が250万円。クライアントライセンスは1ライセンス10万円。販売は(株)クランプルの販売代理店を通じて行なわれる。

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