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NEC、A3カラーレーザープリンター『カラーマルチライタ9250C』など4機種を発売

2002年05月09日 14時24分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は9日、A3カラーレーザープリンターの新製品として低価格化を図った『カラーマルチライタ9250C』を、A3モノクロレーザープリンターの新製品として『マルチライタ3650N』と『マルチライタ2850』、『マルチライタ2850N』の計4機種を発売すると発表した。価格と出荷時期は『カラーマルチライタ9250C』が27万8000円で31日、『マルチライタ3650N』が26万8000円で6月28日、『マルチライタ2850』が17万8000円で7月22日、『マルチライタ2850N』が19万8000円で7月22日の予定。

『カラーマルチライタ9250C』
『カラーマルチライタ9250C』

『カラーマルチライタ9250C』(ColorMultiWriter 9250C)は、64bit RISCプロセッサー『RC64475-200MHz』と64MB(448MBまで増設可能)のメモリーを搭載し、A4ならカラーで毎分8枚、モノクロで毎分35枚の高速印刷が行なえるA3対応のカラーレーザープリンター。2000年7月に発表したA4カラーを毎分6枚、モノクロを毎分26枚印刷できる『マルチライタ9200C』の後継機種。ファーストプリントはカラーで19.6秒、モノクロで8.3秒。カラーページとモノクロページを自動判別して最適な速度で印刷する機能を搭載する。解像度は600dpi×600dpiで、多値制御と独自のスムージング機能“カラーSET(Sharp Edge Technology)”により最大9600dpi相当×600dpiの印刷が行なえる。給紙は標準で400枚。また、ワックストナーとオイルレス定着を採用し、印刷した用紙にボールペンで書き込んだり、スタンプを捺印したりすることもできるという。分割拡大印刷や「社外秘」などの透かしを印刷する機能も搭載する。

インターフェースはIEEE1284準拠の双方向パラレル(セントロニクス)とEthernet(10/100BASE-TX×1)を装備するほか、オプションとして、Windows 95/98/Me/XP/2000、NetWare、UNIXなどに対応した『マルチプロトコルLANアダプタ(PR-NPX-05)』(価格は3万9800円)や、IEEE802.11b準拠の無線LANインターフェース『無線LANプリンタアダプタ(PR-WL-01)』(価格は6万9800円)、USBインターフェースを用意する。電源はAC100Vで消費電力は最大1200W以下。節電モードもサポートする。本体サイズは幅560×奥行き647×高さ556mm、重量は約70kg。トナー残量や用紙の有無など、プリンターの状態をネットワーク経由でパソコンから確認するための印刷統合管理ソフト『PrintAgent』が付属する。オプションで両面印刷にも対応可能。対応OSは、Windows XP/2000/NT 4.0/Me/98/98 SE/95。

『マルチライタ3650N』
『マルチライタ3650N』

『マルチライタ3650N』(MultiWriter 3650N)は、A4用紙を最大で毎分36ページ印刷できるA3対応のモノクロレーザープリンター。A3モノクロレーザープリンターの最上位機種となる。ウォームアップタイムは40秒以下で、ファーストプリントは7.6秒以下。用紙サイズは標準ではがきから厚紙(連量135kg)まで対応する。給紙は標準でトレイに150枚、用紙カセットに500枚で、オプションの大容量ホッパを利用すればA4用紙を2000枚セットできる。両面印刷機能と複数ページレイアウト印刷機能(最大32ページ分を1枚に印刷可能)を標準で搭載したほか、耐久性を高めた“エコノミー&エコロジー”が特徴で、搭載するプリントエンジンは100万ページ(または5年)の寿命を持つという。64bitRISCプロセッサー『RC64574-200MHz』と28MB(284MBまで増設可能)のメモリーを搭載する。解像度は600dpi×600dpiで、SET機能により最大1500dpi相当の印刷が行なえる。インターフェースはIEEE1284準拠の双方向パラレルとEthernet(10/100BASE-TX)を装備し、オプションでマルチプロトコルLANアダプタや無線LANプリンタアダプタ、USBアダプターも利用できる。電源はAC100Vで消費電力は最大1100W以下。本体サイズは幅490×奥行き585×高さ395mm、重量は約31.5kg。プリントサーバー上のドライバーソフトを更新すれば自動的にクライアントに配信する機能も搭載する。『PrintAgent』も付属する。

『マルチライタ2850』
『マルチライタ2850』

『マルチライタ2850』(MultiWriter 2850)と『マルチライタ2850N』(MultiWriter 2850N)は、2001年1月に発表した『マルチライタ2800』と『マルチライタ2800N』の後継機種に位置付けられる製品。『マルチライタ2850』は、A4を毎分28枚印刷できるA3モノクロレーザープリンター。RC64574-200MHzと24MB(280MBまで増設可能)のメモリーを搭載し、従来製品より節電モード時のウォームアップタイムを短縮(35秒を10秒以下に)したほか、USB(1.1)インターフェース、両面印刷機能、複数ページレイアウト印刷機能を標準搭載したのが特徴。解像度は600dpi×600dpiで、SET機能により1500dpi相当の印刷が行なえる。インターフェースはUSBのほか、双方向パラレルを装備し、オプションで内蔵型の有線LANカード『LANボード(TCP/IP)(PR-NP-04T)』(価格は2万4800円)と無線LANカード『無線LANボード(PR-WL-12)』(価格は4万9800円)、マルチプロトコルLANアダプタを用意する。電源はAC100Vで消費電力は最大920W以下。本体サイズは幅459×奥行き448×高さ319mm、重量は約19.5kg。プリントサーバー上のドライバーソフトを更新すれば自動的にクライアントに配信する機能も搭載する。『PrintAgent』も付属する。

『マルチライタ2850N』
『マルチライタ2850N』

『マルチライタ2850N』は、『マルチライタ2850』にEtherntインターフェース(10/100BASE-TX)を標準装備した機種。そのほかの基本仕様は同等。

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