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ソニー、エンターテインメントロボット用アーキテクチャー“OPEN-R”のソフトウェア仕様を公開――開発キットも無償で提供

2002年05月07日 17時23分更新

文● 編集部

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ソニー(株)は7日、エンターテインメントロボット“AIBO”のアーキテクチャー“OPEN-R(オープン・アール)”のソフトウェア仕様を6月3日に公開すると発表した。併せて、OPEN-Rの仕様に基づいて動作プログラムを作成できるソフトウェア開発キット『OPEN-R SDK』も無償で提供する。また、ロボット研究に関する意見交換のための電子掲示板も用意するという。

“OPEN-R”は、ソフトウェアモジュールとハードウェアモジュールの組み合わせにより機能や形態を変えることができるアーキテクチャー。公開するソフトウェア仕様は、AIBOの関節部の制御、各種センサー情報やカメラ画像の取得、ワイヤレスLANによる通信など、基本的な動作を制御するアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を規定したもの。開発キット『OPEN-R SDK』には、ソフトウェア仕様書、APIライブラリーファイル、サンプルプログラムのソースコードなどが含まれ、プログラミング言語“C++”で動作を記述する。なお、プログラムの作成にはGNUの開発ツールが別途必要。また、作成したプログラムは、非営利の目的の場合は自由に配布できるが、営利目的の場合は別途契約が必要。

ソフトウェア仕様書を含む『OPEN-R SDK』は、6月3日の午前10時からダウンロード可能になる。無償提供に関する案内とFAQは、5月7日からウェブサイトに掲載する。

『ERS-220』
『ERS-220』

対応するAIBOは“ERS-200”シリーズで、AIBOワイヤレスLANカード『ERA-201D1』、AIBOプログラミングメモリースティック『ERA-MS008』をサポートする。開発に必要なパソコンは、Pentium-233MHz以上、64MB以上のメモリーを搭載し、OSにWindows 2000 Professional/XPを搭載した機種。メモリースティックのリーダー/ライターやIEEE802.11b準拠の無線LAN機能も必要。

同社は、仕様の公開と開発キットの提供により、AIBOのハードウェアをプラットフォームとしたロボット技術や人工知能に関する研究や教育の促進を期待するとともに、パーソナルロボット産業の育成を目指すとしている。

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