エレコム(株)は26日、ネットワーク製品のブランド“Laneed”から、“Broadstar(ブロードスター)”シリーズとして、無線ブロードバンドルーター『LD-WBBR1』と、無線LAN PCカードとのセット『LD-WBBR1/P』を発売すると発表した。価格は『LD-WBBR1』が2万2800円、『LD-WBBR1/P』はオープン。5月上旬に発売予定。
『LD-WBBR1』 |
『LD-WBBR1』は、“IEEE802.3/802.3u”準拠の有線LAN機能と“IEEE802.11b”準拠の無線LAN機能を搭載したブロードバンドルーター。8.7Mbpsの実効速度を持つという。対応プロトコルはPPPoE(フレッツ・ADSL対応)。NAT/IPマスカレード、静的IPマスカレード、DHCPサーバー、パケットフィルタリングなどの機能を搭載するほか、無線LANのセキュリティーは64bit/128bitWEPに対応する。各種設定はウェブブラウザーで行なえる。また、1台を親機とし、そのほかを子機に設定してアクセスポイント同士で通信できる“ブルータ機能”も利用可能(異なるサブネット間のみ)。
インターフェースは、WAN側が10BASE-T×1で、LAN側が10/100BASE-TX×1。無線LAN用にダイバーシティーアンテナを搭載する。電源はAC100Vで、ACアダプター(DC9V)が付属する。消費電力は最大15.3W。本体サイズは幅150×奥行き90×高さ27mm、重量は175g。対応OSは、Windows XP/Me/2000/98。
無線LAN PCカード |
無線LAN PCカードは、“IEEE802.11b”に準拠し、アドホック/インフラストラクチャー方式に対応したPCカード(TypeII)。セキュリティーは64bit/128bitWEPをサポートする。ダイバーシティーアンテナを内蔵。対応機種はPC/AT互換機とPC98-NX。対応OSはWindows XP/Me/2000/98。カードのサイズは幅114×奥行き5mm、重量は45g。