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国際科学技術財団、2002年日本国際賞の授賞式を開催

2002年04月25日 20時09分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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2002年(第18回)日本国際賞の授賞式が25日、天皇皇后両陛下のご臨席のもと、東京/国立劇場で行なわれた。

日本国際賞は、科学技術の分野において、独創的、飛躍的な成果を挙げ、技術の進歩に大きく貢献したと認められた者に与えられる賞。2002年度の受賞者は、“計算科学・技術”分野が、ワールドワイドウェブ(WWW)を考案したTimothy John Berners-Lee(ティモシィ・J・バーナーズリー)博士。“発生生物学”分野がAnne McLaren(アン・マクラーレン)博士とAndrzej K. Tarkowski(アンジェイ・タルコフスキー)博士。

天皇陛下
授賞式は、天皇皇后両陛下のご臨席のもと、関係者約1000名が出席して行なわれた

授賞式は、天皇皇后両陛下のご臨席のもと、三権の長、所管大臣をはじめ、在日各国大使、科学者、政界や財界、官界の代表者など約1000名が出席し挙行され、東京フィルハーモニー交響楽団(指揮/大町陽一郎)による記念演奏も行なわれた。

バーナーズリー博士
賞状を手にするバーナーズリー博士

バーナーズリー博士は、受賞の挨拶として「受賞にあたっては多くの人々を代表して受けさせていただく。ウェブの発展は世界中の多くの人々仕事に拠るものであり、これらの人々が何年も前に基礎を築いた。共通の夢に対して境界を越えて仕事をする精神があった。私にとってこれが将来に対する大きな希望を与えてくれる。この精神、および私を支援してくれた人々に対する感謝の気持ちを持ってこの賞を受けさせていただく」と語った。

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