(株)エイチアイとキヤノン(株)は24日、『Macromedia Flash』で作成したコンテンツを携帯電話で再生/実行できる“Player”エンジンを開発したと発表した。エイチアイはこのエンジンを同社の3D画像表示エンジンソフト“マスコットカプセル”シリーズのオプション機能として、夏からライセンス提供などを開始する予定。
新Playerエンジンは、Flashコンテンツを、現状の第2世代の携帯電話で毎秒15フレーム以上で表示できるのが特徴。オーストラリアにあるキヤノンの研究開発会社“キヤノン・インフォメーション・システムズ・リサーチ・オーストラリア(CISRA)”が開発した画像処理エンジン“TCIE(Thin Client Imaging Engine)”に、ジェイフォン(株)の携帯電話に採用されているエイチアイの“マスコットカプセルエンジン”の技術を融合させたもの。Macromedia Flash Version 4のサブセットをサポートしており、アクションスクリプト機能もサポートする予定という。