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対戦相手とビデオチャットをしながら楽しめるネットワーク麻雀ゲームが登場

2002年04月23日 18時36分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)エヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)は23日、ビデオチャットとネットワークゲームを融合させたブロードバンドコミュニケーションサービス“わくわくジョイランド”(仮称)における第1弾サービスとして、対戦麻雀ゲーム“わくわく麻雀”の提供を本日より開始すると発表した。

わくわく麻雀画面
ビデオチャットしながら麻雀を楽しめる“わくわく麻雀”。写真はプレイ中の画面。麻雀卓の下にはテキストチャット用のスペースも用意されている

“わくわく麻雀”は、ビデオチャット機能によりパソコン画面上で相手の顔を見て会話をしながら麻雀を楽しめるネットワークゲームサービス。パソコン用カメラとマイクをパソコンに接続して、専用ゲームソフトを起動するとわくわくジョイランドのロビーサーバーに自動的にアクセスする。わくわくジョイランドには“わくわく麻雀”の対戦ルームおよびチャットルームが用意されており、友人と対戦ルームで待ち合わせるか、チャットルームで対戦相手を探し、プレイヤーが4人集まるとゲーム開始となる。

ゲーム開始ボタンをクリックすると、画面中央にある麻雀卓を囲むようにビデオチャット用ウインドーが開き、4人の顔が表示され、各自の牌が配られる。プレイ中は、通常の麻雀と同様に対戦相手と会話しながらゲームを楽しむことが可能。チー/ポンなども実際に声をかけて行なえる。また、ロン(終了)と同時に点数が自動計算され画面中央に表示される。

“わくわく麻雀”は、NTT-MEのインターネット接続サービス“WAKWAK”会員向けに提供されるもので、プレイするにはWAKWAK会員(プロバイダー会員およびコンテンツ利用のみのビジター会員)に登録する必要がある。利用料金は月額1000円程度の予定だが、当面はオープンキャンペーンとして無料で提供するという。

専用ゲームソフトは、わくわくジョイランドのウェブサイトからダウンロード可能で、対応OSはWindows 98/Me/2000/NT4.0。ただしWindows 2000以外のOSを利用するとビデオチャットの動画スピードが遅くなるため、NTT-ME側はWindows 2000 Professionalを推奨している。なおWindows XPについては現在動作検証中という。また、パソコン用カメラやマイクがなくてもゲーム自体のプレイは可能。必要な回線速度は300kbps以上。

プレイ中
ブロードバンド回線を利用するため、音の遅延もほとんどなく、実際に麻雀卓を囲んでいるかのような臨場感のある対戦が楽しめるという

NTT-MEは、わくわくジョイランドの今後の展開として、観戦モードやランキングモードを追加するほか、囲碁や将棋ゲームの提供も予定しているという。

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