三菱電機(株)は23日、企業向けパソコン“apricot(アプリコット)シリーズ”の省スペース型デスクトップパソコンをBTO方式で販売すると発表した。対応機種はPentium 4-1.5GHz搭載の『CX15SD』とCeleron-900MHz搭載の『CX90HE』。25日に発売を開始し、価格はCX15SDが14万3800円から、CX90HEが10万6800円から。
『CX15SD』と『CX90HE』 |
“apricotシリーズ”は、同社の暗号アルゴリズム“MISTY”を採用したファイル暗号ツール『EASYCRYPT』やメール暗号ツール『EASYCRYPT<Mail>』を搭載するシリーズ。オプションの『指紋照合デスクトップツール』と組み合わせると、ファイル複合時のパスワードを指紋入力に置き換えられる。
今回発表の2モデルは、BTO方式の採用により、メモリー容量(128/256/512MB)、2ポートUSBハブ内蔵の15インチTFTデジタル液晶ディスプレー、業務ソフト『Office XP Personal』の選択が可能。従来モデルと比較して本体サイズを小型化し、左右分割型の薄型スタンドを採用することで、縦置き時の設置面積を小さくした。CX15SDの本体サイズは幅98×奥行き360×高さ372mm(縦置き時、スタンド、突起部は含まない)、重量は9.7kg。CX90HEの本体サイズは幅86×奥行き326×高さ340mm(同)、重量は7.2kg。
両モデルの主な仕様は、128MBから最大1024MB(CX90HEは512MB)のSDRAMメモリー、40GBのUltra-ATA/100対応のHDD、最大24倍速CD-ROMドライブ、100BASE-TX/10BASE-T対応のLANアダプターなど。OSはWindows XP Professional/2000 Professional(セレクタブル)。
三菱電機インフォメーションテクノロジー(株)が製造・販売・保守を担当する。